はまれぽ
「はまれぽ.com」というサイトで、「すきや連」で旧知の女将さんを発見しました。
「はまれぽ.com」とは、
「横浜のキニナル情報が見つかるwebマガジン。毎日更新の新着記事でユーザーさんから投稿されたキニナル疑問を解決。」という方針だそうで、今回の「キニナル」御題は、
「横浜が発祥と言われる牛鍋って、すき焼きとどう違うの?」でした。
良く聞かれるんですよね~コレ。そして私はとても苦手な質問です。
私の答えは、弊ブログの2012年11月27日号に書きましたので、そちらをご覧いただきたいのですが、結論から申しますと、現時点ではハッキリしません。店ごとに地方ごとにお考えが違います。
そんな中、唯一ハッキリなさっているのが、横浜曙町の「荒井屋牛鍋店」さんです。それで「荒井屋」の女将さんが「はまれぽ.com」に出ておいでだったのです。あいかわらず美人さんですね♡
さて話しを戻しますが、「すき焼き」と「牛鍋」の違いが「荒井屋」さんではハッキリしています。
と、申しますか、「すき焼き」と「牛鍋」の両方のメニューを出しておられるのが「荒井屋」さんです。
普通は店全体として、「牛鍋」「すき焼き」と称しますが、「荒井屋」さんは違いまして、一軒の店に両方在るのです。店名は「荒井屋牛鍋店」なのですが、「すき焼き」というメニューも在ります。面白いでしょう?!
で、実際どう違うのか、ですが、
「牛鍋」の場合は、火をつける前に、肉や野菜、豆腐などの材料が全部鍋に入っているのです。これを火にかけて煮て行きます。
一方「すき焼き」の場合、肉は鍋とは別の皿で運ばれて来て、熱した鍋へ一枚ずつ肉を入れて焼いて行きます。で、肉に火が通ってきたら、割り下を注ぎます。じゅー。
これは良く見かける「すき焼き」の方法ですね。「ちんや」の場合は、肉の前に葱が入ります。
注文数は、「牛鍋」「すき焼き」半々くらいとのことでした。
で、このレポートの<まとめ>は、
「牛鍋」・・牛肉と野菜を一緒に鉄鍋に入れ、そこに割り下を流し入れた後、火をつけて『グツグツ』煮るもの。
「すき焼き」・・はじめに肉を鉄鍋で一枚ずつ『ジュージュー』焼き、その後に野菜を加えていくというもの。
・・・ということでしたが、これは勿論「荒井屋」さんに限定した話しです。同じ横浜の「太田なわのれん」さんは「牛鍋元祖」と称していますが、全く違うやり方です。
結局のところ、言い方が店によりけり・地方によりけりなんです。誰かが統一してくれる日まで、
どっちだって、旨けりゃ良いじゃないの!ということでお願い申し上げます。是非。
追伸、
フジTV【バイキング】に出演いたします。明日6月5日(木)11:55~13:00です。
【バイキング】中で毎週木曜日に放送されている「和の心を学ぶ旅―竹田式さんぽ道」のコーナーです。
明治天皇の玄孫・竹田恒泰先生が、フットボールアワー岩尾さんとAmi(E-girls)さんを、日本の魅力を再発見できる場所へ案内する、という企画です。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.557日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。