絶滅危惧種

スーパー、コンビニ、外食チェーンは鰻の取り扱いを止めていただきたいです。

資源が戻るか、完全養殖が出来るようになるまで、免許制にして、専門性の高い少数の業者のみが扱えるようにするべきだと考えます。

・・・そのように私見をFBにUPしましたら、知人から、

「どうせ食べるなら、美味しい鰻を、かくあるべしというところで食べたい。だから、鰻はめったに食べられません。それでいいと思います。」とコメントが。

ですよねえ。

思いまするに、私には、鰻の問題って、現代経済の象徴のような気がします。

スーパーとかは鰻を本気で取り扱いたいわけではなく、鰻を「目玉」にして安く売り、それで集客して他のモノを売ろうとしているわけです。

目先の利益のために資源を喰い尽くして恥じない企業の姿は、まさにリヴァイアサンと申せましょう。

その利益の為に絶滅したのでは、死んだ鰻が浮かばれません。

この調子だとスーパー、コンビニ、外食チェーンの経営者は来世で鰻に祟られると思うんですけど、まあ、彼らがどんな責め苦に遭おうと私の知ったことではありません。

問題は、現世の鰻です。

・美味しい鰻を、

・かくあるべしという形で

提供するところのみ営業許可する、そういう制度に出来ないもんでしょうか。

環境省が食品の営業規制をする、というのも今後はアリだと思いますよ。

食品の販売なんて、必要な設備を設けて⇒衛生責任者を選任して、保健所に申請すれば基本的に誰でも許可を獲れちゃうんです。それが衛生行政ですけど、それじゃあ、ダメなんです。

かくあるべしという業者だけ営業できる、そういう制度に出来ないもんでしょうか。

マジで。

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毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

Filed under: ぼやき部屋,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)