離島キッチン

「離島キッチン」に行って来ました。

隠岐の海士町観光協会と東武鉄道グループの東武食品サービス社とが業務提携を行い、浅草EKIMISEの7階にオープンしたレストランが「離島キッチン」です。

隠岐だけでなく、佐渡・奄美・石垣など離島の食品を食べることが出来ます。

「離島キッチン」さんは、これまで固定店舗を持ったことがなく、催事やイベントに出店してきました。

はじめは宅配用の車を改造した移動キッチン車で離島食を販売して歩いたそうです。東京の街角や全国のイベント会場を転々と移動していたとか。

その仕事を担当したのは、隠岐とは関係のなかった一人の青年です。彼は、観光協会が出した「行商人募集」という求人広告を見つけて応募⇒その時生まれて初めて隠岐という離島を訪れたそうです。

やがて、あの「どんぶり選手権」に出場して、隠岐の「寒シマメ漬け丼」というスルメイカの漬け丼を販売、それが今回の固定店舗初出店につながったようです。

私は「すきや連」活動で、隠岐牛の生産者TNKさんと知り合い、まだお訪ねしてはいないのですが、たまに隠岐の産物を送っていただく内に親近感を持つようになり、この「離島キッチン」さんの活動にも興味を持っていました。

浅草に御店を出したと知って、へえ~と思い、早速食べに行った次第です。

飲食スペースの他に、物販も行っていて、ごく小さいスペースながら面白い空間です。

ただメニューはと申しますと、「どんぶり選手権」出身だけに、丼ものがほとんどで、美味しいのですが、炭水化物をあまり食べない私には「・・・」でした。

島焼酎や佐渡の日本酒が置いてあったりするのですが、まあ、駅ビルの中ですし、広い店でもないので、酒場としての利用は想定していないようですね。酒は、今のところ買って帰るのが良いようです。

個人的には「脱どんぶり」を期待します。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は334人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.058日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。