四つのない
旧臘の話しですが、読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんが、アベ新総理へのメッセージを紙上に発表していました。曰く・・・
「小泉純一郎さんの政治の特徴は「四つのない」にありました。
・一度決めたら「変えない」
・事を決するにあたり「迷わない」
・人の意見を「聞かない」
・人に「頼まない」
です。小泉さんに倣い、確信したなら断固、非情に振る舞って下さい。」
うーん。
この話しは、リーダーシップについて考えさせられる話しですね。
たしかに小泉政治の疾走感や痛快さは、こうした政治スタイルが醸し出していたと言えるかもしれません。
郵政民営化を本当に理解して支持した国民もいたでしょうが、スタイルに喝采を送った国民も少なくなかったと思います。
私も、こうしたスタイルをマネしたい誘惑にかられる反面、長期間に渡ってリーダーであり続ける場合は、このスタイルだとリスキーな面もあるのかなあ、と思います。
特に「変えない」が問題です。
経営では、色々なアイデイアを実行して⇒取捨することになりますが、「変えない」だけだと撤収が遅れてしまいます。お金の余裕のある会社さんは、ある程度の期間「変えない」で行けると思いますが、そうでない場合は「変えない」で突進するには覚悟が要りましょう。
さてアベ政権はどうなるのでしょう。
今の所、金融政策については突進していますが、原発とかTPPとか、決断しにくいテーマもあります。大変ですね。
コイズミさんは郵政解散の決断を、ミモレット・チーズを齧りながら決めたそうですが、アベさんも何か良い食べ物を見つけると良いかもしれませんね。
右派らしく豆腐を齧りながら、非情に、とか・・・
なお話しは急に変わりますが、年始の1/2~1/7までは、私は特別バトル営業の、まっ最中です。ご連絡いただいてもレスポンスが遅くなる場合があります。あらかじめお詫び申します。
(1/1と1/8は休業いたします)
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
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追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は334人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.040日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。