夜空の華
昨日は、隅田川花火大会の日でした。
震災の影響で、例年より一ヶ月遅れ、8月末の開催になりましたが、関係の皆様のご尽力により、無事開催され、感謝の言葉もありません。
前日から雨が降り、天候が心配されましたが、午後から晴れて無事実施され、有り難いことでした。
この日、弊店には国際観光日本レストラン協会の大勢様が見えました。
と言っても、すき焼きは、むしろオマケで、協会監査役で公認会計士のS先生の講演を聞くためです。
そのS先生の講演の御題は「夜空の華」。つまり花火の話しです。
?と思った方に説明しますと、S先生は無類の花火フリークでいらして、各地の花火大会を訪ね歩くのがご趣味です。花火にメチャメチャお詳しいのです。
今回の話しのために、40ページ以上もあるレジュメを作って下さり、ビックリでした。
私は、当然子供の頃から隅田川花火大会を観続けてきましたが、恥ずかしながら、花火についてのレクチャーをまともに聞いたことがありませんでしたので、実に勉強になりました。
例えば・・・
①世界最大の花火の直径は?
②花火の燃焼温度は何度くらい?
③花火の「消え口が揃っている」って、どういう意味?
分かりますか?
では、正解を。
①750メートルです。日本の新潟県の「片貝祭り」で、1985年に打ち上げられたそうです。
②現在では2.500度から3.000度です。多様な金属を燃焼させて多様な色を出すため、どんどん高くなっているとか。ちなみに江戸時代の日本の花火(「和火」)は、1.700度しか出なかったため、色の数が橙色などに限られていたそうです。
③円形に拡がった花火の輝きが同時に消えることを「消え口が揃っている」と言って、良い花火の必須要件だそうです。
どうです? へー、でしょう。
このウンチクを頭にインプットして、カノジョを花火に誘ってみてはどうでしょう?
花火はもともと、鎮魂のためのものです。今年こそ、花火を観るべき年と思います。
追伸①
弊店では肉を召し上がっていただく前に、牛の個体識別番号と生産県をお示ししています。汚染エサを与えていないことが確認されていますのでので、安心して国産牛を召し上がっていただくことができます。
追伸②
「ゆかたdeプレゼント」を実施しています。ゆかた姿で弊店に見えた方に、東北・茨城の冷酒1本(300ml)を差し上げます!(お座敷で、料理1人前を召し上がる方に限り)
弊店以外の台東区の御店でも、同様のプレゼントが。本日8月28日(日)までです!
追伸③
今月の昼時より「四分の三すき焼き」を始めました。
ご昼食セット(4.300円)の、お肉とご飯の分量を四分の三人前にできます。価格は3.800円です。満腹するまで食べたくはないが、おいしい肉を少し食べたい、という時に、どうぞ御利用を。
追伸④
地下1階カウンターレストラン「ちんや亭」でも、「ちんや」座敷と同等の、霜降り肉すき焼きを召し上がれるようにしました。
「旨い肉を食べたいが、記念日でもないし、座敷に上がるのは億劫だ」というお客様、あるいは御一人様のお客様、是非ご利用を。
追伸⑤
8/29(月)から9/1(木)まで、夏休みをいただきます。悪しからず、ご諒承願います。
店は休みますが、弊ブログは「予約投稿」によりUPを続けます。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて544連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。
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