本日は浅草料理飲食業組合の総会の日です。
過去2年は書面総会でしたが、今年は久しぶりの対面総会。ただし総会につきものの懇親会は無しという形になりました。懇親会無しは勿論寂しいですが、それでも多数の組合員の方が参加して下さるということで、心強いことです。
今回の総会では私は「浅草料飲組合コロナ禍アーカイブ」についてご報告(中間報告)をします。
「浅草料飲組合コロナ禍アーカイブ」とは、今回のコロナ禍の間に、浅草の飲食店の店主の方々が、どう考え、どう行動したかをアンケートとインタビューで記録しようというものです、当然後世の参考に供することを想定しています。
ある時、東北の博物館の学芸員の方が、1918年のインフルエンザのパンデミックの資料を見ようとしたら、大変少なくて、震災の資料は豊富にあるのに疫病の資料は集めてないんだ!と嘆いておられたのを、たまたま私が知り、組合の会議で、浅草でそういうことが出来たら良いね!と申しましたら、染谷組合長から
是非やりましょう!
と指示が飛び、私と「ときわ食堂」さん、「どぜう飯田屋」さんで担当しております。
アンケートは昨年11月に実施済みです。かなり項目の多いものでしたが、お忙しい中ご回答いただいた皆様、ありがとうございました。
ご回答は整理してございますので、ご興味のある方は既にご覧頂けます。
アンケートだけですと、リアリティーが今一つなので、続いてインタビューも実施する予定でしたが、第六波が来てしまい延期、先月からスタートさせ、既に数人のご協力をいただいております。大変勉強になるお話しが聞けていると感じております。
アンケートにお答えいただけた方にお声かけしておりますが、「自分も」という方は、お申し出いただければと思います。
今後につきましては、月4人ペースでインタビューを継続して、11月までに終わらせたいと思っております。終わったところで、経営学がご専門の落合康裕先生の監修をいただくことになっております。
また平行して、公表する際の体裁を検討して行きます。立派な本にすれば当然お金がかかるので、ここは予算との相談になりまして、スポンサーになって下さる会社さんなどあれば、是非ご紹介いただければと存じます。
以上、「浅草料飲組合コロナ禍アーカイブ」の中間報告でした。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.482本目の投稿でした。