衣替え

一応6月1日は「衣替え」ですが、昨今はそういう習慣にとらわれず、自分の感覚で服を選んでいる方が多いので、6月になったからといって、大きな変化を感じなくなりました。

制服を着る職場がだいぶ少なくなりましたしね。

「衣替え」は制服と関係があります。そして元をたどると、

明治政府が役人・軍人・警察官の制服を定め、夏服と冬服の時期も定めたことが始まりです。それがやがて、企業や学校にも拡がって行ったようです。

現代東京の気象データだと、6月1日と9月30日は最高気温が25℃の頃ですが、最初に「衣替え」を決めた時の東京は、もっと涼しかったでしょうから、体感では今の5月半ばから10月半ば、つまり三社祭から体育の日までが「夏」と思われていたのでしょうね。

今の「衣替え」の時期が将来動くのか、あるいはこの習慣自体がなくなるか、実に今は過度期と思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.479本目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 10:00 AM  Comments (0)