豆腐業界
豆腐の新商品を開発した方の体験談を面白く読みました。
「TOFU BAR」という商品なのですが、
「片手で食べられる」形で、
「落としても跳ね返ってくる」弾力がある、
そういう豆腐がウケているとか。
もはや豆腐でないような気もしますが、こちらの、その考え方が古いのです。
ご存じの通り、豆腐業界は右肩下がりの業界で、特に若い方が食べなくなっていることが問題でした。
そこで、豆腐の売れ行きが伸びているアメリカに視察に行った際、その方は、アメリカ人が自分の好きなように豆腐を食べているのに気づきます。それに比べて、
「なんで日本人はこういう風に食べないの?もっと自由に豆腐を使ってもいいのに」と疑問を抱くようになったとか。
アメリカ人は、
・スパイスとメイプルシロップで甘辛く味付けして、カリっと焼いたり、
・フルーツとミキサーにかけてスムージーにして飲んだり(こちらは柔らかいタイプの豆腐の話しですが)、
しているそうです。
豆腐への先入観がなく、「良質な植物性たんぱく質を含んだ食材」と思っているので、そうなるのだと思います。
つまり豆腐を肉の代替品と考えている人が多いわけです。
そう考えれば、日本国内でも豆腐が伸びる余地はあるかも。
うーむ。
追伸、すき焼き「ちんや」再開のおしらせです。
3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。
すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。
「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。
新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。
今後詳細が決まり次第順次こちらのサイトにて公開してまいります。ご期待いただけましたら幸いです。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.340本目の投稿でした。