2021年5月21日
小満
本日は「小満(しょうまん)」です。二十四節気の八番目で、「立夏」の次ですね。
二十四節気には、祝日になっている「春分」「秋分」や、
メジャーなものとして「立春」「立夏」「立秋」「立冬」「夏至」「冬至」「大寒」「大暑」があります。「ちんや」でも「大寒」の日の卵を「大寒卵」として売っていますが、それに比べて「小満」は地味です。ウチのパソコンも「しょうまん」と入れても変換しません。
でも、浅草に住んでいますと、この季節にはリアリティーがあります。
二十四節気の中で三社祭に一番近いからです。
三社祭の開催日は、5月18日に一番近い週末でして、「小満」は5月20日から22日の間ですので、同じ時期です。
祭の日は当然外の陽気が気になりますから、この時期の温度や湿度、日の傾き加減などにはリアルな記憶があるのです。今年は残念ながら中止ですが、陽気だけは体感しておきたいと思います。
ついでに申しますと、もう一つのマイナーな節季に「霜降」があります。
「しもふり」と読みたいところですが、「そうこう」でして、10月22日ごろです。
その時季に、温暖化、都市化した東京に霜が降りることはないので、リアリティーがまったくないですね。それでマイナーなのだと思います。
10月に、霜が降るのは地面ではなく肉の方ということで、「霜降」もご記憶いただければと思います。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.101本目の投稿でした。
Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)