おんべ

ご縁があって、

omve-asakusa.jp

というサイトを知りました。

「おんべ」と読みます。

浅草の地元出身の、才能ある若い方がやっています。

内容は浅草の「人」、「話」(ものがたり)、「屋」(店)で、

サイトのコンセプトは、

「今こそ知るべき大切な価値がこの町にはたくさんつまっている」

「地元の人が知っている浅草の本当の魅力を学び発信していく」

「おんべ」の漢字は「御幣」。神道の祭祀で使う道具で、お神輿の進路を先導するものですね。

「人」の部分で何人かの、浅草の方が登場しますが、注目は、なんと言っても、最近浅草神社(「三社様」)の宮司に就任された土師(はじ)先生だと思います。

先生は土師家の遠縁のお生まれで、養子縁組という形で浅草に来ます。生まれ育ちは山口県で、家も神社とは関係ない普通の商家だったため、そこからまるで違う世界に入ってきます。

その時の感覚~中には違和感もあり、それが率直に語られています。

そうしてやって来た浅草で青少年教育・「社小屋」事業なども展開し、祭りの在り方もだんだんに変えていった様子が語られて行きます。

そして、昨年のコロナ禍で開催した祭りのこと。

神輿をかつぎ廻るということで出来ない状況だったからこそ、気づけたこと。

三社様には毎年店のスタッフと参拝していますが、なかなか宮司様とこういう話しは致しません。

浅草に関わる人、関係ない方も必見だと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.999本目の投稿でした。

4.000本まで後1日です。

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リモート銀座

永田町のマツジュン先生が、緊急事態中に銀座に行ってしまったことで、さんざんに叩かれていますね。

そんなコメントの中に、

なぜ接客女性との会話をリモートにしなかったのか。『おうちクラブハシゴ』に取り組めばよかった。

というのがあって笑ってしまいました。

「リモート参拝」や「リモートお盆」もあるようですし、東京マラソンには「ROAD TO TOKYO MARATHON 2021」と称するオンラインイベントもあるとか。それは「指定のランニングアプリを利用し、決められた距離をお好きなコース・時間帯で走っていただくことで、「新しい日常」の中でも走る楽しさを体感できるバーチャルランニングイベント」だそうな(名前と中身が合致しにくいですけど)

そういうコロナ対応の事例をあれこれ見て来て、今私が思うことは、

結局、そのサービスで一番の楽しみ・一番の肝はなんだったのだろう?

ということです。

リモートでお墓に参拝しながら、先祖を思う気持ちになることは可能だと思います。自分の家=日頃の生活空間にいながら、聖なる気分になるのは簡単ではないですが、不可能ではないです。

では家にいながら、銀座の気分になることは?

うーん、コメント主さんには申し訳ないけど、やっぱり銀座に行かないと銀座の気分にはならないかもねえ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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4.000本まで後2日です。

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転換期

テレビに出ていた芸人さんがYouTuberに転身する例が増えていますね。

キー局の正社員である女子アナがYouTuberと結婚する例さえありました。

1960年代の浅草の衰退を見るようです。

当時はテレビという新しいメデイアの勃興期でした。人々は、美智子様ご成婚パレード(1959年)、東京オリンピック(1964年)を視たくてテレビを買いました。

映画業界は、大手六社が協定を結んで所属俳優をテレビに貸さないと決めたので(1958年「六社協定」)、テレビが引き抜いた人材は浅草芸人でした。初期にはコント55号(萩本欽一さん、坂上二郎さん)、後期はビートたけしさん。

戦前・戦後浅草は「お笑いの都」で観光地とは思われてなかったのですが、テレビの台頭以来、リアルなお笑いの劇場は壊滅状態となり、今残っているのは「東洋館」さんくらいでしょう。

その「東洋館」の会長・松倉久幸さんは最近雑誌「浅草」の連載で、

「テレビのバラエティー番組で繰り広げられている内輪の空騒ぎは、芸と呼べるレベルのものではないように思えます」

と語っておられます。

御意。

間違いなく、転換期を迎えていると思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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4.000本まで後3日です。

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黒牛

テレビ通販が花盛りですねえ。

コロナ禍で、スタジオにタレントを集めることもロケに出ることもしづらい状況だとかで、その空きを埋めるかのようにテレビ通販が花盛りです。

私などは昔のドラマを再放送してくれた方が余程良いと思うのですが、現状は通販ですね。

通販アイテムの中には肉も多く、こちらと競合しますから愉快には視れません。

さて、そんな通販番組で

「黒牛」の肉が売られているのを見つけました。

ここで確認しておきますが、

「〇〇黒牛」は品種名ではなく商標です。

和牛の品種は、

(1) 黒毛和種(くろげわしゅ)=黒毛和牛のこと

(2) 褐毛和種(あかげわしゅ)

(3) 日本短角種

(4) 無角和種

の4種と、その間の交雑種だけと決められています。

「黒牛」という商標の権利を持っている人が、どんな牛を売るかは、その人の自由ですから、「黒牛」であれば即黒毛和種というわけでもないのです。お気をつけください。

和牛オスと乳牛メスの間に生まれた、交雑種の子は、実際色は黒いですから、「黒牛」と言えなくもありません。

なお商標「鹿児島黒牛」の権利はJA鹿児島県経済連が持っており、

JA鹿児島は、「鹿児島黒牛」を「鹿児島県産の黒毛和種牛の肉」と定義していますので、「鹿児島黒牛」に限っては黒毛和牛であると言えます。

もちろん黒毛和牛であれば皆旨いとは言えないというのが「ちんや」の立場ですが、その話しはまたの機会に。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.996本目の投稿でした。

4.000本まで後4日です。

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テレハーフ

て、てれ・はーふ って、

言葉遊びが心底お好きと見えます。

半日出勤という言い方ではインパクトがないと思われたんでしょうけど・・・

弊社の「ちょい食べ」と良い勝負ですね。

「ちょい食べ」は店での滞在時間を短くできますからね。

スタートさせた時は思いもよりませんでしたけど、コロナ禍にお勧めです。

いや、「肉ハーフ」と言っておけば良かった、か、?

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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4.000本まで後5日です。

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チーズ

以下の情報はネットで見つけただけですので信憑性がどのくらいかは分かりません。だいたい本人が「※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください」と言っているので、そのように読んでいただきたいのですが、

「美味しい物で日本的な食べ物を写真撮影の掛け声に使うのであれば「お寿司!」や「すき焼き!」なども向いています」

という部分は私の主張と完全に一致しますので、ご紹介します。さて

「雑学.com」の「写真を撮る時にはいチーズと言う理由」という記事によりますと、

・昔の写真撮影はとても高価なものだったから、緊張して顔がこわばる人も多く、そうした人を笑顔にするために「say cheese!」が考案された。

・写真撮影の定番の掛け声である「はいチーズ!」は、海外で生まれて日本に持ち込まれたものだった。

・日本で「はいチーズ!」が広まったきっかけは、1963年に放送された雪印乳業のチーズのテレビコマーシャルだった。

・世界各国では「はいチーズ!」以外にも、自国を代表する美味しい食べ物を写真撮影の掛け声とする風習がある。

韓国「キムチ!」

中国では「チェズ!(茄子)」

メキシコは「ウイスキー!」

日本語の「チーズ」は口が「ウ」の形で終わってしまうことから、掛け声としては向いていないですね。

笑顔を造るには「ウ」ではなくて「イ」が良いのです。

「すき焼き!」

「シラタキ!」

「ネギ」が向いていますよ。お勧めしておきます。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.994本目の投稿でした。

4.000本まで後6日です。

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セルフうし重

毎月29日は「肉まかないの日」と決まっておりまして、1月は

「セルフうし重」でした。

スタッフが自分で「うし重」を作ります。

うん、旨いね。

その日は緊急事態で出勤人数が少なく、当日交代休暇だった人は気の毒だったか、な。

ちなみに牛さんの個体識別番号は

1384867692

肥育1.151日

熟成61日

でした。

御馳走様でした。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.993本目の投稿でした。

4.000本まで後7日です。

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節分

明日2月2日は節分ですが、新型コロナウィルス感染予防のため、浅草寺の豆撒きと「福聚の舞」は中止となりましたので、お知らせいたします。

え、節分は2月2日でしょ ですって?!

それがですね、今年は2日になるんです。2日になるのは、国立天文台暦計算室によりますと、124年ぶりだそうです。

地球の真の1年(1太陽年)=365.2422日=365日+6時間弱なので、それを等分した二十四節気は、毎年少しずつズレます。

閏年を作って補正しているものの、やはりそれでも日が変わることがたまにあるそうな。

春分の日、秋分の日も同じ理屈です。節分は祝日ではないですが、そちらは祝日なので、サラリーマンの皆さんにも関係ありますね。

ともあれ立春近し。寒気が去って、コロナも去ることを祈念します。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.992本目の投稿でした。

4.000本まで後8日です。

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