転換期

テレビに出ていた芸人さんがYouTuberに転身する例が増えていますね。

キー局の正社員である女子アナがYouTuberと結婚する例さえありました。

1960年代の浅草の衰退を見るようです。

当時はテレビという新しいメデイアの勃興期でした。人々は、美智子様ご成婚パレード(1959年)、東京オリンピック(1964年)を視たくてテレビを買いました。

映画業界は、大手六社が協定を結んで所属俳優をテレビに貸さないと決めたので(1958年「六社協定」)、テレビが引き抜いた人材は浅草芸人でした。初期にはコント55号(萩本欽一さん、坂上二郎さん)、後期はビートたけしさん。

戦前・戦後浅草は「お笑いの都」で観光地とは思われてなかったのですが、テレビの台頭以来、リアルなお笑いの劇場は壊滅状態となり、今残っているのは「東洋館」さんくらいでしょう。

その「東洋館」の会長・松倉久幸さんは最近雑誌「浅草」の連載で、

「テレビのバラエティー番組で繰り広げられている内輪の空騒ぎは、芸と呼べるレベルのものではないように思えます」

と語っておられます。

御意。

間違いなく、転換期を迎えていると思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.997本目の投稿でした。

4.000本まで後3日です。

Filed under: ぼやき部屋,浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)