ノーパンしゃぶしゃぶ

総務省の接待問題で、久しぶりに「ノーパンしゃぶしゃぶ」という単語を聞きました。

「ノーパンしゃぶしゃぶ」の店が有名になったのは1998年のこと。大蔵省接待汚職事件の舞台になったのが、新宿歌舞伎町の、中国人女性が経営する、しゃぶしゃぶ店「楼蘭」でした。

この事件は、後に大蔵大臣、次官、日銀総裁が辞任し、自殺者も出るなど深刻な事件だったのですが、関連して出てきた「ノーパンしゃぶしゃぶ」のインパクトが強すぎて、当時から冗談のネタにされていました。

私も悪い友人から、

「ちんや」さんも「ノーパンしゃぶしゃぶ」を始めればもっと繁盛するのに!とからかわれたものでした。今は昔ですね。

この事件をキッカケに公務員倫理法が出来て、官僚の接待倫理は急に厳しくなり、役所の皆さんはパーティーで乾杯のビールも飲めないほどでした。倫理は守られているのかなと私は思っていたのですが、違ったのですね。

東北新社さんが浅草の店を使って下さっていなかったので、気づかなかっただけのようです。

会食について、さらに世間の目が厳しくなりそうでトホホなことです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.017本目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)