歩き食い、復活

コロナになって一つだけ良かったことは、浅草で「歩き食い」の光景を見かけなくなったことです。

インバウンドが盛んだった5年ほど、「歩き食い」を目にするのはとても不快でした。

が、緊急事態の鎌倉で日本人が「歩き食い」をしているらしいです。

7日に配信された

“自粛疲れ”もう限界。鎌倉に人、人、人…商店街「食べ歩きやめて」

という報道によりますと、

「商店街関係者が神経をとがらせるのは「食べ歩き」による感染リスク。市の観光協会も公式サイトのトップページで「食べ歩きはおやめください」と呼び掛ける。鎌倉小町通り商店会の今雅史会長(72)は「食べ歩きはマスクを外して話しながら歩くので、広く飛沫(ひまつ)感染を及ぼす可能性がある。屋外とはいえ、やめてほしい」と強調。特に鎌倉は狭い道が多く、観光客に人気の「食べ歩き」が混雑や“密”の原因になっている側面もある。ついつい食べ物をシェアしがちになるのも危険な点だ。」

記事では「食べ歩き」と表現していますが、意味は「歩き食い」のことですね。

「市側も対策として、店舗向けに食べ歩き用の飲食物の販売を自粛するよう求めるポスターを配布したが、商店会に加盟していない店舗もあって全面的な協力を得るのが難しいという。」

飲食店の店内に入るのが不安→外なら気が楽

という論理なのでしょうか。

マスクせずに会話する行為がNGなのに、飲食店という業態がNGだと誤解されている現状が、ここにも現れています。

この論理だと浅草でも「歩き食い」が復活しかねず、イヤだなあと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.005本目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)