安全な料理
ウイズ・コロナ時代も1週間過ぎましたが、いかがお過ごしですか?
新時代のガイドラインに、大皿料理はダメと書いてあるのを読み、すき焼き=肉が大きい皿に盛ってある→ダメと悲しい気持ちになっている方がおいでかもしれません。私も一瞬そう思いました。
が、良く考えてみますると、感染リスクの大小は皿のサイズの大小ではないですよねえ。むしろ、すき焼きはかなり安全な食事方法だと私は考えます。理由は以下の通りです。
まず感染リスクの大小は、皿のサイズの大小ではなく、出来上がった料理が放置されている時間の長短です。放置されている間に隣客が飛沫を飛ばし、それが料理の上に乗っかるから良くないわけです。
隣客が飛沫を飛ばせば、小鉢でも野菜スティックでも危険です。とにかく料理は早く食べることが重要です。
次にすき焼きが何故安全か、ですが、それは加熱した食材を直後に食べ切るからです。仮に肉の上にウイルスがいたとしても、鍋で煮ることで死滅しますから安全です。
煮た肉をしばらく放置して、そこへ隣客が飛沫を飛ばせば危険になりますが、すき焼きを放置する人って、あんまりいませんよね。中華料理の大皿が放置されているのは残念なことに良く見かけますが、すき焼きの場合たいていは即食べます。加熱後放置されることはほとんどない→だからかなり安全と思っています。
「大皿」という単語そのものにとらわれるのは、いかがなものかと思います。
ただし、取り箸の共用は問題になります。取り箸の手で持つ部分に飛沫が行けば触ってしまいますからね。
そこだけ注意すれば、すき焼きはかなり安全と思っています。どうぞ、引き続きお召し上がりくださいませ。
追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。どうぞ、ご利用下さいませ。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.755本目の投稿でした。引き続きご愛読を。