食中毒の季節
6月に入り、日本各地で30℃を超えるようになりました。
食中毒の季節です。お気をつけ下さい。
今年は特に飲食店のテイクアウトが盛んですから、お気をつけ下さい。
飲食店のテイクアウトとコンビニ弁当の安全性は天と地ほど違うのですが、そこをご存じない方が多いので、あらためて指摘させていただきます。
飲食店のテイクアウトは5分以内か、せいぜい10分以内にお召し上がり下さい。夏場にそれ以上放置すれば食中毒菌が増える可能性があります。
コンビニ弁当を何時間以内に食べれば良いかは、シールに書いてあると思いますので、それが期限です。したがって下さい。
テイクアウトが10分、コンビニ弁当が数時間と大きな差がある理由は、
・テイクアウトは暖かい状態VSコンビニは冷やしてある
・テイクアウトは保存料無しVSコンビニは保存料テンコ盛り
だからです。
一番デンジャラスなのは、生野菜、刺身が温かい料理と同じパックに入っている場合です。生野菜、刺身は加熱していない=殺菌できていない状態ですから、それをパックに入れて、温かい料理の熱で温めれば、当然菌が増殖します。増殖しない前に食べてしまわないとお腹が痛くなるかもです。
テイクアウトは、生ものと温かい物が同居していなくても、超特急で食べなければならず、そのことを書いて商品に貼り付けないといけないのでは?と私は思うのですが、テイクアウト初心者のお店は、それが出来ていない場合がありますね。
指導監督するのは保健所の役目なのですが、保健所は、今はそれどころではないです。だから、消費者が自分で気をつけないといけない、ということになります。
と、言っても、私は勿論コンビニ弁当を推奨しているわけではないですよ。何時間ももたせる為に保存料入れてますから、私は食べません。
飲食店のテイクアウトを、気をつけつつ、お召し上がり下さいませ。
追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。ゆるりとご利用下さいませ。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.753本目の投稿でした。引き続きご愛読を。