お祝いはビールとすき焼きで

毎回受賞者の人柄、趣味、好みに焦点が当たるのは、なんだかなー、と思ってしまいます。
が、今回に限っては、絶賛ですね。
リチウムイオン電池でノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんは、妻の久美子さんによれば、
「家では口数が少なく、お酒が好き」
「優しくまじめな人ですが、性格的にはとても頑固。その頑固さが世界的に認めてもらえたのかもしれません」
「特にビールが好きなので、大好きなビールとすき焼きでお祝いをしてあげなきゃ」
と語ったとか。素晴らしい。誠にお芽出とうございます。
是非すき焼きなさって下さい。
それにしても、スマホの電池という、国民のほとんどが使っているようなモノを創った方について、ノーベル賞をもらうまで国民のほとんどが知らなかったって、なんだかなーな国ですよね。しかも37歳の時の業績で賞をもらうまで34年もかかっています。
素晴らしい仕事が世に知られなければ、若い方のモチベーションも上がらないわけですから、メデイアの皆さんは受賞者の好み調査はほどほどにして、そちらも頑張っていただきたいと思います。例えば「10年後のノーベル賞候補」とか「25年後のノーベル賞候補」とか。
あ、いやいや、すき焼きだけは、ガンガン大きく報じて下さいませ。

追伸、
<台風19号接近にともなう「ちんや」営業時間の変更について>
誠に勝手ながら営業時間を以下のように変更させていただきます。ご諒承賜りたく、お願い申し上げます。
・10月12日(土曜)
「ちんや」全部門で終日休業させていただきます。
・10月13日(日曜)
お座敷・個室:16時30分に開店し、21時30分まで営業致します。
精肉売店:15時に開店し、19時30分まで営業致します。
肉の食べくらべレストラン「ちんや亭」:休業させていただきます。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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いろはにほへと

「駒形どぜう」の大旦那が本を出しました。
『江戸文文化いろはにほへと――粋と芸と食と俗を知る愉しみ』
内容は、「駒形どぜう」さんが30数年にわたって、お店で開催してきた講演サロン「江戸文化道場」の、歴代の講演の中から選りすぐりの話しをまとめた本です。講師陣は、
・永六輔(作家)
・坂東三津之助(歌舞伎役者)
・坂野比呂志(香具師)
・悠玄亭玉介(幇間)
・坂本五郎(刺青師)
・関岡扇令(木版画摺師)
・入船亭扇橋(噺家)
・米吉(呼出し)
・橘右近(橘流寄席文字家元)
・永山久夫(食文化史研究家)
・小山観翁(古典芸能評論家)など
といった各界の第一人者ばかりが登壇し、語り口調ですから、読み易いです。
拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』の中で駒形の大旦那と私が対談した時も「江戸文化道場」のことが話題の中心になりました。素晴らしい業績と思います。
皆様も、是非ご購読を。
出版社: 亜紀書房 (2019/7/25刊行)
ISBN-10: 4750516023

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シングルイシュー

シングルイシュー流行りですねえ。
先日の参議院選挙で「N国」さんが議席を獲ったのには本当に私も驚きました。
食べ物の世界もシングルイシュー流行りです。
松阪と言えば? 牛ですね。
近江と言えば? 牛ですね。
米沢と言えば? 牛ですね。
香川と言えば? 
松阪も近江も米沢も香川も、行ってみれば他に色々あるんでんすけどねえ。
ちなみにウィキペディアで松阪市を引くと、
「松阪市(まつさかし)は、三重県中部に位置し、伊勢湾に面する市である。松阪牛の生産で知られる。気候は比較的温暖。江戸時代は伊勢商人を輩出した商業町であり、現在も紀勢本線や近鉄大阪線・山田線沿線を後背地に持つ三重県の経済拠点の1つである。江戸時代は紀州藩領であった。」
2番目の文でかろうじて伊勢商人に触れていますが、江戸市民に圧倒的な人気があった松阪木綿については触れていませんね。木綿は伊勢商人に含めているのでしょうか。
食べ物シングルイシューの街の、それ以外の食べ物も採り上げる人はいないのかあ・・・
と思っていたら、先日TV番組「食彩の王国」で「深谷もやし」を採り上げていました。葱の街でもやしに取り組むなんて、結構なことだと思います。
セカンドイシューが、どんどん出て来て欲しいと思います。

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すき焼き通の11年

毎年10月15日は「すき焼き通の日」です。だから来週の今日は今年の「すき焼き通の日」です。日本記念日協会に正式に認定されている記念日です。
「すきやきどおりの日」じゃあ、ありませんよ。そんな道路はないですね。「すきやきつうの日」です。
では、なんで毎年10月15日が「すき焼き通の日」なのか、ですが、それをご説明するには、2005年に話しを遡らせないといけません。
その当時、すき焼きについてまとまった本がないことを残念に思っていた私が、どなたか高名な方が、すき焼きのことを書いて下さらないかなあ、と思っていたところ、それを聞いて書いて下さったのが向笠千恵子先生でした。
最初発表されたのは、雑誌の連載『すき焼き ものがたり』で、その連載は、月刊「百味」誌上にて、2006年3月から2008年4月まで掲載されました。
この連載がその後、加筆・修整されて、平凡社新書『すき焼き通』としてまとめられました。それが、2008年10月15日のことです。
そしてさらに、その日この御本の、出版のお祝いの会を私の店「ちんや」で開いたことが、「すき焼き通の日」正式認定につながり、またすき焼き屋とすき焼き愛好家のグループ「すきや連」の発足へとつながっていきます。
このお祝いの会の時、初めて全国からすき焼き屋さんが集結し、せっかく面識が出来たのだから、1回コッキリで終わらせるのはモッタイない。「すき焼きを味わいながら、日本の食文化を語り合う会をつくりたい」との話しが期せずして盛り上がり、「すきや連」が発足しました。
その、そもそもが10月15日だったので記念日になった次第です。
その後「すきや連」の活動は順調以上で、今年の第31回まで例会を続けています。毎回50人くらいの方が参加され、定員オーバーでキャンセル待ちが出ることもありました。
昨年は10周年で、しかも第30回の記念の回でしたので、浅草ビューホテルで記念セレモニーを開催し、108人もの関係者が参加しました。ここまで大勢ですと、流石に一軒のすき焼き屋に収まりませんので、すき焼きは「今半本店」さん、「浅草今半」さん、「ちんや」にわかれて食べるほどの盛況ぶりでした。以上が「すき焼き通の日」と「すきや連」の由来です。この勢いはまだまだ続くと思っています。
この次は、本当に「すき焼きどおり」を作るのもいいかもしれませんね。

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弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.510本目の投稿でした。

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令和の好き焼き

「すきや連」の第31回例会を、昨年新装なったばかりの「東京会館」さんで開催した件は、弊ブログの10月3日号に書きました。
今回は「現代の名工」鈴木直登(なおと)和食総調理長が新たに工夫を加えた「令和の好き焼き」を頂戴いたしましたが、面白かったのは、ザクに小松菜とクレソンが入っていたことです。
クレソンすき焼きは、自分で試したことは何回かありますが、外食で食べるのは「よしはし」さん以来ですね。「よしはし」さんは、赤坂の、坂東三津五郎丈の旧宅を使った高級すき焼き店でした。その「よしはし」さんが2016年に閉店してしまったので、それ以来です。
クレソンは苦みの食材として結構ではあるのですが、食べていると酸味が欲しくなるような気がします。「令和の好き焼き」ではトマトピューレと大根おろしを混ぜたものが付けられていたので、それを使ったら大変結構でした。
クックパッドなどの素人レシピでは、割り下にワインを入れる、クレソンすき焼きが推奨されているようです。クックパッドで「クレソン」「すき焼き」と引くと、11点のレシピが出てきますが、
「赤ワインと一緒に楽しむための大人のレシピ」とか、
「パリジェンヌ風すき焼き」とか
言っています。上手く言ったものです。
ウチの場合は、割り下の味は変えたくないので、タマゴにヨーグルトを入れてクレソンですかねえ。
ただし、クレソンは火を通すと、その肝心の苦みがなくなるとで、半加熱くらいで食べるのが良いと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.509本目の投稿でした。

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環境大臣

将来の総理候補ともなると、そこまで言動に注意しないといけないのでしょうか。
シンジロウ大臣がニューヨークのステーキ屋に行ったことが批判されているようです。
「小泉環境大臣がニューヨークでステーキを食べに行くさまが報道されましたが、環境大臣としては無知をさらす行動でした。そもそも先進国で唯一、石炭火力発電を増やして批判されている日本。その環境大臣が、まさに気候危機について話し合うサミットの最中に、ウシが出す温室効果ガスが問題になっている牛肉を食べたいと、ステーキレストランに行ったわけですから。大臣の言動というのは、その国がある問題に対してどのような態度であるかを示すものと見なされますから、気候危機に対して日本はまるで当事者意識がないと思われて当然です。」
・・・といった具合です。
たしかに畜産業が出す温室効果ガスは少なくないとかで、特に牛は多いと私も聞いたことはあります。
が、歴代の日本の環境大臣で、肉を食って批判された人がいたでしょうか、ね?
そういう理由で牛が食えないとなると、テイクアウトのアイスコーヒーも、それがプラ容器に入っていたら、飲めないことになります。
環境大臣なんか、成りたくないものです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.508本目の投稿でした。

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台東区産業フェア

台東区産業フェア2019が開催されます。
これは台東区で活動する企業や団体が自社の製品・サービスを出展する展示商談会です。
弊社は、このフェアそのものに出店するわけではないのですが、今年の
「したまちTAITO産業賞」
の受賞企業として、この催事の会場で紹介される予定になっています。この賞は、
・新しい製品や技術の開発、改善に関して顕著な業績のある企業
・新分野への進出、新たなサービス、新市場の創造など、時代のニーズを先取りした革新的な取り組みを行い、それに関して顕著な業績のある企業
・就業環境の改善に積極的に取り組み、社員の雇用や人材の育成に関して顕著な実績のある企業
・その他、台東区の産業の発展に著しく貢献をした企業
を台東区が選ぶもので、告知もして下さるので在り難いことだと思っています。
フェアの方も地場産業の魅力満載で、「商談会」と言っても、一般の方もご来場いただけますから、是非お出かけ下さい。入場無料です。
会期:10月31日(木)、11月1日(金)両日とも10:00~17:00 
会場:都立産業貿易センター台東館4、5階(東京都台東区花川戸2-6-5)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.507本目の投稿でした。

開催しました、第31回「すきや連」②

「すきや連」の第31回例会を、昨年新装なったばかりの「東京会館」にて開催致しました。
皇居二重橋前の「東京会館」さんは大正11年(1922年)ご創業の、東京を代表する総合宴会場ですが、創業の翌年からすき焼きをメニューに加え、内外の有力者に提供してきました。
今回は「現代の名工」鈴木直登(なおと)和食総調理長が新たに工夫を加えた「令和の好き焼き」を頂戴いたしました。
普通の溶き卵に加えて、トマトおろし、昆布おろし、牛乳おろしが付いていたり、ザクに小松菜とクレソンが入っているなど、新時代のすき焼きと言えるものです。ご馳走様でした。
<当日参加者の方が書いてくれた寄せ書きを昨日から紹介しておりまして、今日は二日目です。ご覧ください>
・すきやきの虫の音にのる堀の風(植村光一郎)
・なにはなくとも「おいしい」です。おいしさの評価の研究を始めて8年、逆にわからなくなりました。(佐々木整輝)
・1年ぶりのすきや連、牛肉の話題で盛り上がり、未来の業界の美味しいもの、すき焼きの探求、楽しい会話、勉強になりました(荒井順子)
・東京会館の「和」すき焼きの味わい、美味しいです(黄木修太郎)
・鈴木料理長の食文化に触れ感動いたしました。和食とすき焼きと日本酒の「彦市」、最高の時間を過ごしました。(西居基晴)
・東京会館と言えばフランス料理と思っていましたが、鈴木料理長の料理と好き焼きと出会い感激いたしまして新しい発見がありました。ありがとうございました(高岡修一)
・料理の美しさとおいしさに感激です(田中庸浩)
・1年ぶりのすきや連、体調不良でもお酒が飲みたくなる直登料理長の御馳走、楽しみにしてきました。3品めで大満足です(清水祐子)
・今回1年ぶりとはびっくり、そして私はどんどん年をとってきたら、おいしいものを頂けるのが楽しみです。お酒にあうすてきな食事ありがとうございます。(星南子)
・鈴木料理長の作る料理の美しさに感動しました。(樋口潤)
・歴史ある東京会館で鈴木調理長の粋な令和のすき焼き最高です(上田健一郎)
・集いて仲間すきや連(三嶌太郎)
・鈴木調理長の心意気!セクシーな好き焼きに心ときめいて美しい調和。ウエルビーイングありがとうございました(高岡哲郎)
・鈴木調理長ご馳走様です。東京会館の伝統とセンスを楽しむことができました(土居秀夫)
・いつもありがとうございます。すきやきに最高の日本酒を造ります(坂本直彦)
・直登のすき焼きごちそうさまでした。ありがとうございました(森嶋利成)
・鈴木調理長の心粋を堪能させていただきました(藤森朗)
・鈴木調理長、本日は美味しいお料理ありがとうございました。令和の好き焼き堪能いたしました。
(荒井亮一)
・鈴木調理長美味しいお料理ごちそうさまでした(土橋孝多)
・すきや連一年ぶりに令和の好き焼き、とても美味しくいただきました(柴田伸太郎)<終わり>

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弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.506本目の投稿でした。

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開催しました、第31回「すきや連」

「すきや連」の第31回例会を、昨年新装なったばかりの「東京会館」にて開催致しました。
皇居二重橋前の「東京会館」さんは大正11年(1922年)ご創業の、東京を代表する総合宴会場ですが、創業の翌年からすき焼きをメニューに加え、内外の有力者に提供してきました。
今回は「現代の名工」鈴木直登(なおと)和食総調理長が新たに工夫を加えた「令和の好き焼き」を頂戴いたしました。
普通の溶き卵に加えて、トマトおろし、昆布おろし、牛乳おろしが付いていたり、ザクに小松菜とクレソンが入っているなど、新時代のすき焼きと言えるものです。ご馳走様でした。
<以下↓は当日参加者の方が書いてくれた寄せ書きです。ご覧ください>
・すき焼きの新しい息吹を感じることができた宴です。鈴木調理長ありがとうございます。(向笠千恵子)
・鈴木先生の東京会館の歴史のお話すばらしい。令和の好き焼き感動致しました(相澤二郎)
・素晴らしい令和の好き焼き有難う御座います(奥井隆)
・令和の好き焼き ナイス・ミート・ユーのすてきなひとときに感謝。祝意をこめて(佐藤洋詩恵)
・鈴木様、本日はありがとうございます。新しい年号に心をリセットして、これからもすき焼きを愛していきます。(加藤英子)
・鈴木料理長、お誕生日おめでとうございます(大竹道茂)
・東京会館鈴木様、料理は勿論の事、ネーミングも素晴らしい(加藤政義)
・令和の好き焼き楽しみ(和田政司)
・素晴らしいお料理ありがとうございます。すき焼きがセクシーな食事だとは(開発毅)
・ごちそうさま!おいしかったです(小林甲児)
・東京会館さん、ありがとうございました。建物もすばらしかったですし、すきやき美味でした。料理長ありがとうございます(小林由佳)
・お誕生日、おめでとうございます(伊豆川嘉規)
・令和の好き焼き、本能と理性でいただきました。とってもおいしかったです(小金沢章文)
・鈴木料理長の心配りと遊び心をいただきました。ごちそうさまです(森大亮)
・玄関を入ったとたん重みを感じました。すきやき美味しくいただきました(藤井紀美江)
・歴史ある東京会館のすきやきと料理素晴らしい会食でした。ごちそうさまです!(島崎進)
・すきや連のための好き焼きは細やかで温かい心配りに感動しています。すべてお心のこもった料理、とてもおいしかったです(羽鳥裕子)
・久しぶりのすきや連、笑顔でカキ美味しい!すき焼き美味しい!東京会館美味しい!(山下美希)
・ラグビーもすき焼きも世界一(楓千里)
・思い出の東京会館で最高の日本の黒毛和牛のすき焼きを食して大感激です(吉澤直樹)
・江戸の粋 和食が持つ五感を刺激する料理を堪能させていただきました!(吉澤裕介)

<寄せ書きは、まだまだありますので、残りは明日の弊ブログで>

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.505本目の投稿でした。

ゴミが心配

さて消費増税スタートしました。
そんな中、新聞の読者投稿欄に
そう、そう!
と思う投稿を見つけました。
39歳、町田市の公務員という方の投稿ですが、
「中食」拡大ゴミが心配
と題されています。
「中食」とは、総菜や弁当など完成形の料理をテイクアウトできるようにしたものですが、今回の消費増税では、「食品」に該当するものとみなされ、軽減税率の対象になります。で、その「中食」を、
「私も利用するが、手軽においしく食べられる一方、食後のごみの多さに驚くことがある。特に環境への悪影響が懸念されるプラスチックごみが多いのだ。」
「中食は軽減税率の対象になることから、利用者の増加が予想される。ごみ問題にもしっかりと目を向けて行く必要があると思う。」
全くもって、その通りと思います。
私もそう思ってきたのですが、それをここに書いたりしますと、外食が10%になるのが悔しくて言っているみたいですから、他の方が言って下さるのを期待していました。この投稿は、待ってました!という感じの投稿です。
外食という仕事は、実はエコな仕事です。食器を使いまわすからですね。一つの食器を、何千回、あるいは何万回と使うのですから、非常にエコです。
なのに、その産業は10%で、ゴミが出る方が8%とは。
話しは少しズレますが、民泊のゴミ問題というのも、実はこれです。
節約旅行をしている外国人は、コンビニ弁当とビールを買い、それを宿に持ち込んで宴会をしているのです。安いし、彼らには日本のコンビニ弁当が随分面白く見えるのだそうで、浅草のコンビニに夜行くと、外国人が弁当を買っているのを目撃します。日本では残念な食事の代表ですけどね。
そうした生ごみが出て、臭ったり、カラスが増えたりするから、民泊の近隣住民が怒るのです。
そして、エコじゃないです。
この公務員さんのご意見は財務省に響くでしょうか。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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