秋の松阪

久しぶりに松阪の「和田金」さんをお訪ねしました。東都のれん会の食事会でした。
「すきや連」でも大変お世話になった「和田金」の松田武朗社長が60歳の若さで亡くなられたのは2016年2月のことでした。その後は奥様が後継してこられました。日本一有名なすき焼き店ですから、ご苦労は多かったろうと思いますが、相変わらずの盛況ぶりで安心いたしました。
思い起こしますと、第11回「すきや連」を「和田金」さんで開催したのは2012年のことでした。松田社長自ら講演して下さり、これからは肉の脂の量ではなく質に注目していかないといけない、特に脂の融点が何度かに注目していかないといけないと発言されたのが記憶に残っています。
私は、全くその通り、我が意を得たりと思ったのですが、業界はこの発言を尊重せず、あらぬ方向に行ったことは弊ブログの読者ならご存知の通りです。その傾向への反動として、私の「適サシ肉宣言」は2017年は出されます。
そんな記憶のある場所への再訪の日は、とてもとても良い天気でした。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.527本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)