ゴミ箱
ウチの近所にシアトル系世界的コーヒーチェーン店が開店しました。
このチェーン店にはテラス席があることが多いですが、浅草店もそうでして、快適なテラス席があります。雷門の真ん前なので、連日外国人で賑わっています。
で、1点だけ問題点が。テラス席にゴミ箱がないのです。
ゴミ箱がないので、外国人達はコーヒーの容器やレジ袋を手に持ったまま浅草を巡遊し、最後に路上の適当な所に投棄してしまうのです。
投棄場所としてターゲットになるのは、まず自動販売機の近辺、それから飲食店が設置しているダストボックスの近辺です。そういった場所にはゴミが山積みになっていることもしばしばです。当然、その自動販売機やダストボックスの関係者は怒ります。
外国人は、なんてマナーが悪いんだ!
一方、外国人にも言い分はあります=なんで、東京にはゴミ箱が全然ないんだ?!
これには今回のワールドカップで来日したアイルランド人も驚いたようで、AFPの取材に対して、「とてもきれいで清潔だが、ごみ箱なしでどうやっているのか分からない。ごみをプラスチック袋に入れて持ち歩かなければならないね」と語ったそうな。
ゴミ箱を設置しない側にも言い分があります。屋外にゴミ箱なんか下手に置いたら、瞬く間に大量のゴミが置かれて集積所みたいなっちゃうよ。それを全部ウチの店が処理するなんて、出来ないよ。
そもそもゴミ箱が少ない状態ですから、設置すると目立ってしまい、そこにゴミが集中してしまうのです。よって、この件ではスタバさんを責められません。
解決策としては、
・自治体がゴミ箱を設置して、その管理費用を、ゴミの排出元に負担させる=課税する。
・容器やレジ袋を使用すること自体を規制して、マグカップなど回収できるものだけで営業させる。
でしょうけど、なかなか難しいでしょうね。
ゴミとの闘いは今日も続く。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.519本目の投稿でした。