看板猫②

昨日浅草演芸ホールの看板猫「ジロリ」のことを書いていて、「ちんや」の猫のことを思い出しました。
かつて「ちんや」にも猫がいました。
ただし接客ができる「看板猫」ではなく、本業のネズミ退治だけに従事していました。
メスで、名前は「マミ子」。
その名前は、当時のアメリカ大統領アイゼンハワー氏の夫人マミーさんに由来しています。つまり、この話しは結構古い話しでして、マミ子が「ちんや」に来たのは1950年代のことです。
ネズミ退治の実績は、かなりの数字だったとかで、家族や従業員に愛されたそうです。「・・・そうです」と書いたのは、私がマミ子を知らないからです。マミ子は1965年に私が生まれるのと入れ代わりに死んだのでした。
死んだマミ子は当時店の裏にあった、狭い庭に埋葬されましたが、1975年に現在のビルを建てる時に、裏庭は埋めることになりました。
マミ子が眠っている裏庭を潰すのが忍びなかったので、その場所つまり現在のビルの雷門横丁側(ビルの北側)に、マミ子のレリーフが設置されました。
猫専門雑誌の記者の方が浅草を歩いていて、このレリーフに気づき、「ちんや」の「ちん」は犬の狆なのに、何故猫レリーフがあるのかと取材に来て下さったこともありました。
このレリーフは雷門横丁を通れば、どなたでも見られますので、お時間がありましたら、見てあげて下さい。
雷おこしの「常盤堂」さんと「スタバ」の間を入って行けば気づくと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.503本目の投稿でした。