昭和は遠くなりにけり
あのお、是非是非お勧めしたいのです、一度ご自分で下見にお越しになりませんか?!「大事なお客様の接待」なんですよねえ。
いえいえ、違いますよ、鍋は一人一台ではなく、四名様で一台を囲んでいただきます。
それもご自分じゃなくて、秘書さんに電話で確認させるって、きっと優秀で一心同体の秘書さんなんですねえ。裏山しいです、いや、羨ましいです。
それでも、やはりお勧めしますが、一度ご自分で下見にお越しになりませんか?!
「大事な」と言いながら、さほどでもないのかあ、と思ってしまいますよ。
なんだか、最近日本のビジネスマンが接待に力を入れなくなったなあと感じます。私のような昭和の男は、自分が行ったことのない店で人様を接待なんて、怖くて出来ません。
昭和は遠くなりにけり、だなあ、と思っていたら、「東洋経済オンライン」に、こんな↓記事が。
「仮にお店のタイプをきちんと選べていたとしても、「初めていくお店」は危険なのです。ネットで調べたお店はいくら評価が良くても、選んでいる人が一定の基準で評価しているわけではないため、口コミの投稿者にとってよいお店でも、自分たちにとってもそうかはわからないのです。したがって、お店は上司の顔なじみか、そこまではいかなくても、今までに行ったことがあるお店の中から選ぶことが重要です。」
「誘われた方も、相手が通い慣れているお店なのだ、という雰囲気が伝わってくると、居心地がよいもの。反対に、「初めてのお店」でこちらがぎくしゃくしていると、相手も落ち着かなくなってしまいます。」
ですよねえ、まったく。
追伸①
今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。
追伸②
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.494連続更新を達成しました。