鑑定

テレビ朝日の方に申し上げますが、私は「継ぐ女神」に違和感を感じてしまっています。

「継ぐ女神」は朝の番組「モーニングショー」の中の日替わりコーナーで、「伝統を守り、次の世代へ引き継ぐべく奮闘する輝く女性に密着」という企画。それ自体は良いと思いますよ、もちろん。

「宇賀なつみアナが体当たりレポートで紹介」も結構と思いますが、違和感があるのは、「お宝」を鑑定する場面です。

伝統を守るお店さんにはたいてい先祖伝来の「お宝」があって、それをまず拝見して、そこまではまだOKと思いますが、そこに骨董商が出て来て「鑑定」してしまうのは、どうなんでしょうか?

「鑑定」というのは、売ることを前提として値をつけることですよね。

しかし「女神」の皆さんが、間違っても「お宝」を売却するわけはありません。売るとしたら尋常ならざる事態の時だけです。

どうも、「お宝」に対する敬意が乏しいなあ、必死でその「お宝」を守って来た歴代の努力にも敬意が乏しいなあ、と感じてしまうのは私だけでしょうか。

いっときキャッチ―にする為だけに、人の家の宝を弄ばないでいただきたいです。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。

3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.474連続更新を達成しました。

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)