2016年12月3日
江戸あそび
浅草花街「草津亭」さんの「江戸あそび」をいただいてきました。
「江戸あそび」というのは昼席のメニューの名前で、私は、現在地に移転してから初のランチです。
そもそも、「草津亭」は明治五年の御創業。
初代の方が信州善光寺への信仰が篤く、善光寺参りで宿泊した際、夢枕に大黒天が現われ、
「汝、草津温泉の湯の花を持参し温泉を開業せよ、必ず繁盛する夢々疑う事なかれ」との御告げがあり、早速草津温泉に立ち寄り、湯の花を持ち帰って温泉割烹を始めたところ、大変な盛況となったとかです。
その由来を記した看板にも風格があります。
さて「江戸あそび」は、12種の可愛い小鉢の他に、お椀や煮物も付いている、というお得なメニューです。
小鉢と言っても、作る手間はもちろん同じ。
お訪ねした日はまだ11月でしたが、東京で11月24日に観測史上初の、11月の積雪を記録しましたから、秋の料理を、もう冬の料理に切り替えましたと言います。流石です。
デザートに至るまで大変結構でした。ご馳走様で
追伸①
今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。
3年連続掲載です。ありがとうございます。
追伸②
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.471連続更新を達成しました。