温泉もやし 再び

「変わりザク」のメニューとして、、また「大鰐温泉もやし」が帰って来ました。

このもやしは、もやしを栽培する土の周囲に温泉を循環させ、その熱を利用して育てるもやしです。だから「温泉もやし」なんです。

その歴史は大変古く、なんと、津軽藩三代藩主・津軽信義侯の頃から、少なくとも300年以上、大鰐(おおわに)の特産品として、町民はもちろん青森県人なら皆知っている特産品であり続けて来た、と聞いています。

しかし、実は近年生産者が5軒まで減ってしまいました。そこで地元では協議会を設立し、これまで栽培技術を一子相伝で伝えてきたのを改めて生産の復活を目指しておられます。

その他にも、まだまだ特徴がありまして、

・非常に珍しい土耕栽培(他のもやしは水耕栽培)

・無農薬、無化学肥料栽培

・豆の種類は、門外不出の「小八豆」 

そういう次第で、値段も結構な良いお値段なのですが、「ちんや」では数年前の冬からメニューに採り入れています。

既に「ちんや」の冬の名物と言って良いと思います。

お客様の反響も悪くなく、高いお値段にも御理解を示して下さる方が多かったように思います。

で、今年も「大鰐温泉もやし」が帰って来ました。

これを、すき焼きに入れていただきます。売店で小売りもします。   

とにかく、びっくりするほど立派です!

とにかく、一度お試しいただいたいと思います。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。

3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、

12/18(日) 08:00~08:30     です。

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.486連続更新を達成しました。

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)