黒飴
最近のタクシー業界の不思議な「サービス」について苦言を呈したいと思います。
お客さん、黒飴なめませんか?
という、あの「サービス」です。
く、黒飴って、今ここで?
この顔が甘党に見えたのなら不本意至極ですが、どうやらそういうことではなく、そのタクシーは法人タクシーで、会社から黒飴を出すよう指示されている模様なのです。
なめたらまずまず美味しかったので、悪い商品ではないのでしょう。もしかしたら、そのタクシー会社の社長さんは、
これぞ「我が社のおもてなし!」と自負なさっているのかもしれません。うーん。
その一方で、肝心の運転によるサービスは退化する一方です。
客は雨に濡れたくないからタクシーに乗っているのに、
荷物があってなるべく目的の場所に近づきたいからタクシーに乗っているのに、
自分の都合の良い場所で客を降ろそうとします。不親切です。
あるいはメーターを気にしているのかもしれません。目的の施設の敷地内に入ってから、客を降ろす直前にメーターが上がった場合に、文句を言われてしまうことを恐れているのかもしれません。
メーターが上がらない内に降ろしてしまえ!
と考えているのかもしれませんね。
ここで私は提言したいと思います。
そのワン・メーターを原則サービスにしたら良いんじゃないですか?
先方の敷地に入ってからは「サービス走行」または「親切走行」と位置付けて、料金を取らないのです。昔から「損して得獲れ」と言うじゃないですか!運転手の裁量ではなく、会社の営業方針としてそうするのです。
そのワン・メーター分なんて、たかだか数十円です。黒飴とかわらないと思いますよ。
そう言うと、どうせタクシーなんて「流し」で乗るもんだから、CSなんて関係無い!とおっしゃるかもしれません。
悲しいことを言わないで、「親切走行」を実行していると一回PRしてみましょうよ。
だいたいタクシー会社は自社PRをしなさ過ぎです。
運転席の裏側・助手席の裏側という、絶好の宣伝コーナーが在るのに、なんで他社のPRに使って、自社のPRに使わないのでしょう?
しかも、「結果にコミットする」ラ♡ザップ社とか、なんだかブラックっぽい会社の広告ばかり。
あれでは、多少の金は入るかもしれませんが、タクシー会社の方のイメージも悪化しかねません。
先方の敷地に入ったら、あとは「親切走行」。
難しいですかねえ?
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