姉夫婦のことそして姉妹
すき焼き思い出ストーリー投稿サイトに、新着ストーリーの投稿がありました。
東京都の木内美栄子さん(70歳)からのご投稿です。
題して、
「姉夫婦のことそして姉妹」
<以下を是非お読み下さい>
母さんいつ頃のこと?
運転しながら甥っ子は姉に問う。
姉は話す。父さんと二年前初冬のころ浅草寺のお参りの後父さんが「ちんや」で食事をして帰ろうかと言ったのよ。はじめて二人で「ちんや」に入りスキヤキを食べたよ。
味は?と私が聞けば、
味なんてただ夫のわがまま顔をみて食べそしてまたもう一度食事しにこようと思ったと話す。でもそれが最初で最後になるなんて、と口をとじる。
今日は私がアルバイト代をふんぱつして昨日「ちんや」で牛肉を姉と甥っ子のため買い届け、そして帰りの車中で話し、そう言えば長姉も「ちんや」の牛肉ハンバーグなど買い会員にもなっていたのがわかったのは長姉が亡くなり遺品整理のあと。
私がそのあとをついで会員になり時々肉、焼豚を買い亡姉そして二姉の所、甥っ子などに届ける。
くしくも義兄の三回忌にあたる今年。
このように、すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。
すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。
ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。
どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。
投稿〆切は9月末日です。
既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。
追伸
下記↓の期間「ちんや」は夏休みをいただきます。ご不便をおかけしますが、どうぞお赦し下さい。
7月27日(月曜日)~30日(木曜日)
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.977日連続更新を達成しました。