GKB

 GKB47が撤回されたそうです。

 報道によりますと・・・

「GKBとは、悩みを抱える人に声をかけたり、支援機関を紹介したりする活動「ゲートキーパー・ベーシック」の略。「47」には、47都道府県に取り組みを広げる思いが込められているという。」

「このキャッチフレーズについて、民主党の松浦大悟氏は(中略)GKBは若い人たちの間ではゴキブリを意味する言葉だ。人の生死と向き合う自殺対策の言葉としては不適切だ」と撤回を求めた。」

「野田首相は「キャッチフレーズを見た瞬間、私も率直に言うと違和感を感じた」と述べ・・・」

 私たち商売人もイベントなどをします時は、キャッチコピーが必要で「インパクトのあるものを」と考えます。悪目立ちで良いから目立ちたい、と思うこともありますね、実行しませんけど。

 GKB47も、これだけ報道されましたから、悪目立ちには成功しました。国が自殺対策をやっているんだね、と広く知れたことは事実です。

 ついでに言えば、GKBがゴキブリを意味すると広く知れたことも事実です。今後は害虫駆除の薬剤の名前に出てくるかもしれませんね。「速効性GKBキラー」とか。

 それにしても、自殺対策でGKBとはねえ。

 広告代理店の、芸能界担当だった人が、人事異動してきて政府担当になったんでしょうか。

 目立つことだけが、ここまで重要視された例を、私は知りません。

 目立ちたがり国家

がいつの間にか成立していたのですね。

 末法の世ですな。

 南無観世音菩薩。

追伸

 「台彪会」会長として、「ニッポン全国彪友会ー台東万博!」を計画しています。

 二条彪先生の門下生約200m人が集まる、一大交流会です。先生のメルマガを取っている方なら、どなたでも参加できます。

 2012.4.20(金) 浅草が燃えます。

 詳しくは、こちらをご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて710日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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バレンタインすきや連

 2/14バレンタイン・デーに、松阪市の「和田金」さんで第11回『すきや連』を開催いたします。

「鰻業界がクリスマス・イブに鰻を!」と言っていることを知り、以前このブログで「ならばバレンタインには、すき焼きを!」と宣言させていただきました。

 で、今回はそのバレンタイン・デーに開催です。2/6に申込みを締切りましたが、仙台から鹿児島まで60人以上のすき焼き屋さん・関係者の方にご参加いただくことになりました。『すきや連』は毎回大盛況で嬉しい限りです。

 例会=宴会の前には「和田金」M専務のご厚意で、直営牧場の見学もさせていただけることになりました。見学会は防疫の必要上バスから降りるわけにいかず、サファリパークのように、バスの中から牧場を見学します。そこはチト寂しいですが、まあ、口蹄疫の問題があるので、仕方ないことです。

と、いうわけで、見学をした後は、松阪牛で「バレンタインすきや連」です。

 募集を始めてから当日までに、バレンタインにすき焼きを食べなくてはいけない理由を構築=デッチ上げようと思いましたが、残念ながら果たせず、結局、参加者の間でプレゼント交換をすることにしました。

 参加して下さる、女性の皆様には、次のようにお願いしました・・・ 

 「この日はバレンタインデーですね。参加なさる男性諸氏は、御自分の職場にいればチョコを貰えるのに、松阪へお越しになるので、「おあずけ」の格好です。そこでお願いなのですが、

チョコまたは地元の甘味を1点、ご持参いただけないでしょうか。和菓子でも結構です。」

「女性参加者に一つずつ甘味をご持参いただき、それでは数が足りないので抽選をして、ラッキーな男性に差し上げたいと存じます。これを例会の余興として、楽しく盛り上げながら、差し上げてみたいと思います。」

「お値段は、ごく安価で手土産程度の品(1.500円程度)で結構です。

男性陣からは当日参加費をいただき、「お返し」を用意いたします。」

 え? 参加費? タダじゃないのって?

 あったり前です。こんな、良い話しがタダのわけないでしょう。

 昔から「タダほど高いものはない」って言いますからね。

 よろしくお願いします、男性も女性も。

追伸

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老舗

 「東都のれん会」に入れていただきました。

 加盟の条件は『三代100年、同業で継続し、現在も盛業』ということでして、いわゆる老舗さんのグループです。

と申しましても、ここに加盟している皆さんは、「老舗」という言葉に厳しく、自分で「老舗」と名乗っているわけではありません。曰く・・・

「老舗という言葉は店みずから言うことではなく、長年にわたる店の精進から得たお客様の信用の積み重ねによって得られることになります。」

「温故知新。のれんに頼ることなく、一業一品にこだわりつつ、それぞれの伝統を見詰め常に新しいことをめざす・・・」

という皆さんであります。東京では最も権威があるグループ、と言って良いでしょう。

 弊店も、三代100年、同業で継続、は該当していたのですが、これまで御縁がありませんでした。実は、この条件は最低条件でして、300年オーバー、200年オーバーという御店さんが多いのです。132年の弊店は後発組です。

 そんな会に入っておられる「駒形どぜう」の御主人と、去年の暮に立ち話しをしていたら、

 そうだ、「ちんや」さんも「東都のれん会」に入ってよ!

ということで入れていただくことになりました。

 で、早速総会に出席させていただくことに。

 新入りですから、当然挨拶がmustです。

 ええ、住吉史彦と申します。すき焼き屋でございます。

 このたび「駒形どぜう」の御主人様のお勧めで、入会させていただくことになりました。総会で皆様から御承認を賜り、光栄に存じます。

 で、入れていただいたら、どういう風に活動したら良いんですか?と駒形の御主人に尋ねましたら、

 そうねえ、旅行があって楽しいから、それには来てよ、とりあえず。

というご返事でした。

 なる臍。私は、そういう系の要員なのね。はい、そういうことは望む所です。

 酒ですか? はい、嗜む程度に。

 ウソつけ!って? はい、楽しくいただきますよ。

 大した御役には立たないと存じますが、何とぞ、よろしくお願い申し上げ奉りますう〜

 東西、東〜西〜

(「東都のれん会」のサイトはこちらです。)

追伸

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なぜ売上数字を追いかけないのか

 FBを見ていて、二条彪先生の勉強会でご一緒するFさんの「シェア」が目にとまりました。

 その文章は【量的変化が必ず質に変わる】という一文で、沖縄教育出版・会長の川端保夫さんという方が書かれたものを、Fさんが「シェア」なさったようでした。とても良い話しなので、引用しますと・・・

「昨日、新人さん二人に毎日の仕事の心構えについてお話をしました​。 なぜ売上数字を追いかけないのか。それは売上を追いかけると 売上が上がった日は自分にマルをつけられて元気がいい。売上が上がらない日が二日も三日も続くと 段々落ち込んできて、自分はこの仕事に向いているのか不安になる​。」

「毎日の仕事にマルをつけられて365日充実した仕事ができる方法​がある。それは成果を上げるためにたてた 声かけやハガキを出す行動量目標をクリアしたら毎日自分にマルを​つける。」「量をしっかりこなしているうちに量的変化が必ず質に変わる。コップの水が一杯になったときあふれ出す臨界点に達したとき カタストロフィー(大転換)が起こる。 飛行機もスグには上がらない。助走があって空中に舞い上がる。」

「カタストロフィーが起こるまで毎日をマルがつけられる仕事をすることが 落ちこまないで仕事を楽しく充実してやるコツである。」(引用終わり)

 弊店の場合、なかなかカタストロフィーまで行きませんが、それでも最近目標設定を変えました。

 既に1月末の中間棚卸の後の、社員懇親会で宣言したのですが、

⇒弊店では、経営上の目標値を〇〇円ではなく、〇〇人にします。

 状況が悪い中、売上が上がらない日が二日も三日も続くと 皆が段々落ち込んできてしまいます。気分が滅入ります。

 お客様は、実は毎日見えていただいているのに、

@単価が低いなあ とか、

いやいや@単価が上がっても組単価が上がらないとダメなんだよな、

とかボヤキに入ってしまいます。

 経営者がそういうことを考えることは、まあ、ありますが、現場の人間が、@単価の低いお客様を粗略にするような気持ちになったら最低です。贅沢を言ったらいけません。

 目標を「〇〇人」にしておいて、その数のお客様のお相手ができたら、満足感が持てるようにしたいと思います。

 しかも、「〇〇人」は「〇〇人」でも、「ちんやメンバーズカード」の入会数、利用数、記念日ハガキ利用数を目標にすることにします。

 このカードを持っていただくには、少なくとも二度は御来店いただく必要がありますし、会費500円を払い込んでいただかないといけません。

 そういうハードルを越えて下さる、コアなお客様の数を目標にしたいと思っています。

 さらに! 

 数字だけではなく、ビジュアルの「やり甲斐」も欲しいと思っています。何か数字以外の、目に見えた目標、例えば「笑顔」を目標にしたら良いですよね。

 まだ詳細は内緒ですが、

 「日本国復興元年 1.000人の笑顔計画!」というのを企画しています。

 この企画を3月11日にスタートさせるべく、鋭意準備中です。

 「ちんや」の店で、素晴らしい笑顔の画像を撮影して、それを提供してくれたお客様には⇒クーポンを差し上げる、というプログラムを組み立てて、来年の3.11まで、およそ1年間をかけて、笑顔画像を集めて行こうと思っています。

 そのクーポンですが、笑顔写真を次回ご来店時に持って来ていただくと、そのままクーポンに成るのです。クーポンで東北の御酒が貰えて、さらに無料で「ちんやメンバーズカード」に無料で入会できることにします。

 こういうクーポンなら良いでしょう!

 スタッフにも嬉しいクーポンです。前回の写真を持って、また来て下さるのですから、御酒くらいサービスしたくもなるというものです。

 世間のクーポンというのは、ただただサービスを要求して来る紙のことで、不快この上ありませんが、笑顔写真クーポンなら全員がハッピーですよね。

 だから、そういう笑顔を集められたら「マルをつけられて365日充実」と行きたいですね。

 売り上げは、その後からついて来ると信じます。

 追伸

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春が来た

 今月に第11回「すきや連」を、

 4月に「ニッポン全国彪友会―台東万博!」〜200人の差異​性祭り

 を開催する予定で準備しています。

 こうしたイベントをする時、FBのイベント・ページが便利なので利用しています。

 ところが、どうもFBで気になることが・・・

 「友達かも?」欄にセクシー美女が取っかえ引っかえ表示されるのです。そうした美女には、たいてい4.000人とか5.000人とか友達がいます。私が知らないだけで有名らしいのですが、その有名でセクシーな美女が、私の友達の友達なんだそうな。

 へええ〜

で、良く事情がわからないので、

 何なの、この人達?

と書き込みましたら、いろいろな方からコメントやアドバイスをいただきました。

 不評を買いそうなサービスですよね。てっぺんにかなりのスペースで出るのでうっとーしいです。

 なんか、変なサービス(?)ですよね、しかも画面のトップに現れるのって・・・

 僕はいきなり友達申請が数名から来ました。キャバクラの営業​じゃないですかね。

 ひっかけ系もいるのでお気をつけください。男のな​りすましもいるので、基本あまり知り合いでなければ友達​にならない方がいいらしいですよ。

 もっと単刀直入に書​いてるものなど、美女軍団系スパムネタはたくさんネット​上に出てますが、あまり良くない方々のようですね。

 なる臍!どうもこういう事だったらしいのですが、中にはこういう方も・・・

 私も最初はおぉぉ!とうとう春が来たか!って思いました​(笑)

 一方、唯一の女性からのコメントは・・・

 「いいね!」なのか、もしお困りでしたら、「いやあね!​」なのか、微妙ですね。

で私の返信・・・

 いえいえ、「お困り」というよりは楽しいですよ。友達に成ら​なければ実害は無いですから。どのように楽しいかと申し​ますと、その美女と私の間に「共通のFB友達」が何人も​いるわけですが、その面々の御顔を眺めながら、へええ、​アイツも意外と脇が甘いのねえ、ははは、と楽しむわけで​す。

 楽しくない点としては、本当に「友達かも」しれない​方が表示されにくい、ということがあります。

 まあ、全て​は私の友達の不徳の致す所、です、はい。

・・・皆さんもお気をつけを!

 追伸

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むぎとろ

 「ちんや」の、浅草広小路をはさんだ真向いに「浅草むぎとろ」さんがミニ支店を出されました。

 カウンター10席ほどの小さな御店ですが、しっかり「とろろ飯」が食べられます。

 駒形橋の西詰めにある、「むぎとろ」の本店さんは、今では料亭風の建物となっていて、料理もコースです。その最後に、ようやく「とろろ飯」が出てきます。

 一方、こちらの支店は、直球勝負の「とろろ飯」なので、小さい店でかえって良いという方も多数おいでと思います。

 メニューは「とろろ飯」500円也。

 お新香と、かりんとうの様な「とろりんとう」が付いています。

 「高いなあ」という勿れ。

 それはそれは、こだわった「とろろ飯」なのです。

 なんでも初代のお考えは、とろろ飯は「家庭でも簡単に作れる料理だからこそ、素材にはこだわる」ということだったそうです。

 気温や天気によって、すりおろした芋に加える昆布の出汁の分量に変化をつけるなどの工夫もされています。      

 すごくサッパリ、消化にも良いです。

 その昔、とろろは真夏の食欲増進に珍重されたそうですが、その感覚は勿論今でも在ります。食べて終わって⇒おなかが減る感じ、と申しましょうか。

 すき焼きを召し上がった後の、「〆め」に良いかもしれません。

 そういう回遊コースができたら、それも、浅草の食文化ですね。

追伸

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閉店

 浅草の、明治時代から続いた和装屋さんが閉店しました。

 私は閉店のことを事前に知らず、閉店してしまって数日たってから、たまたま御店の前を通りかかって、告知文を見つけました。

 そして、あまりのショックに、数秒間身動きできなくなってしまいました。

 閉店なさった、最後の日の夜に、その御店の方々が「ちんや」に食事にいらしていたからです。

 なのに、私は何も声をかけて差し上げませんでした。知らないこととは言え、残念で残念で堪りません。

 その御店の方とは、個人的にはまったく面識がありませんでした。御顔も存じませんでした。

 私は和装に詳しくないので、ああ、そういう店が浅草にあるな、くらいの認識でしたが、他の街の和物通の知人から、地味だが良い店と聞かされたことがありました。

 来店された時、

「私が主人です」と部屋に入って行って名乗り、挨拶すれば良かったのですが、その日はたまたま忙しく、知人が来店していて、その応対でバタバタしていたので、結局、御挨拶にうかがいませんでした。

 それが御店の最後の日だったとは・・・

 今和装は、ごく一部の方の間で趣味として、流行っているようですが、普通の日本人は着なってしまいました。その状況で、後を継ごう、という方に恵まれなかったようです。

 店舗は、現在そのままですが、後に何ができるのでしょうか。

 結構良い場所にありますので、おおかたチェーン店か外食産業でしょう。

 悲しいです。

 悔やまれます。

 この文章を書きながらも泣けてきます。

追伸

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修学旅行のご馳走は

 「すき焼思い出ストーリー」のサイトに、また新しい御投稿がありました。続けて御投稿があり、有り難いことでした。

<YOさん(東京都在住、45歳)からいただいた「すき焼き思い​出ストーリー」です。>

  題して『修学旅行のご馳走は』

  私の通っていた私立女子校の小学校修学旅行の行き先は、京都で​した。1学年90名ほどが寒い2月の京都を訪れます。宿泊はこじ​んまりとした旅館でしたので、部屋の大きさが、大部屋から小部屋​までまちまちでした。班分けは背の順で、背の小さなグループは大​人数で大部屋に、私は一番背の高いグループでしたので、小さな6​人部屋に、という具合でした。

  配られた旅行の栞には、毎日の食事の献立が細かく出ていますが​、最後の日の夕食については「ご馳走」とだけ書かれています。「​ご馳走って、何かしらね。」と食いしん坊の私たちは期待に胸をふ​くらませていました。

 「ご馳走」はすき焼きでした。小部屋の6人で鍋を囲みます。仲​居さんが、「お代りたくさんしてくださいね」と京都弁で言いなが​らお肉を運んでくれました。「お代りたくさんしてくださいって言​ってたわね。」と言いながら、仲良し6人、あっという間にお肉を​平らげ、「お代りください!」と言いに行きました。

 するとなぜか仲居さん大慌て。毎年同じことを言うけれど、お代​わりした子供たちは初めてだったようなのです。先生方にも連絡が​行き、先生まで大慌て。別の部屋に余っているお肉を探しに行き、​無事に大部屋で手つかずのお皿を発見して、「よく食べる子は大き​くなるって本当ね。」というセリフとともに、お代わりが運ばれて​きました。

 さて、それから約10年。私は京都の人と結婚しました。里帰り​すると必ず1度は「ご馳走」のすき焼きが出てきます。京都の人は​東京の人に負けないくらい、すき焼きが好きなのですね。私たちが​帰ると聞くと、母は一番美味しいすき焼き屋さんに走り、すき焼き​用のお肉をたくさん買ってきて準備します。

 季節によっては掘りたての筍が入ったり、細かな変化はあります​が、お肉はやっぱりちゃんとしたお店でホンモノを買わないと、と​いうことのようです。母や子供たちとすき焼きの鍋を囲みながら、​修学旅行での先生方の慌てぶりを懐かしく思い出します。

 あれから30年。私の母校に通う娘の、修学旅行の行き先は京都​。なんと宿も同じ。最後の日の夕食はすき焼きだったそうですが、​お代わりはしなかった模様。

 <投稿終わり>

  それにしても、30年間修学旅行が同じ宿で、30年間御馳走がすき焼きってス​ゴいですね。

  それと御馳走っていう言葉も、いい言葉ですよね。  最近あまり言わなくなりましたが、復活させたいですね。

  YOさん、ご投稿有り難うございました。 

 追伸

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実家のすき焼き

 「すき焼思い出ストーリー」のサイトに、新しい御投稿がありました。一か月ぶり位でしょうか。

 東京都在住・48歳の、パイフーさんの「すき焼き​思い出」です。

 題して「実家のすき焼き」・・・

・・実家は新潟の上越地方です。

 上京し30年以上過ぎましたが、すき焼きといえば、実家のものが​基準です。関東では割り下を使いますが、実家では砂糖、酒、醤油​を直接入れていきます。そして肉はなんと豚を使っていました。

 割り下を使ったり、牛を使ったりするのは東京へ来てから知った​ので、それまではすき焼きとはそういうものだと思っていたわけで​す。今でしたら酒を飲みながら、ということになりますが、当時は​子供でしたからあくまでも夕御飯のおかずです(父は晩酌しながら​だったと思いますが)。

 具を一通り堪能した後、くたくたになった葱や細かな具の残った​汁を御飯にかけて食べる。これが最高の締めですね。

 ちなみに、すき焼きは日曜の晩が多かったように記憶してます。​やはり「ハレ」の食べ物なのでしょうか。今でも、サザエさんのテ​ーマソングが流れると実家のすき焼きを思い出してしまうのです。​<終わり>

 「すき焼思い出ストーリー」のサイトを運営していて面白いのは、このように各地のすき焼き事情を教えてもらえることです。

 こういう話しを記録している人は、そうはいないでしょう。こうして投稿していただくことで、昔のすき焼き事情が記録されるのが嬉しいですね。

 ちなみに、豚のすき焼きは珍しくはなく、東日本では良く行われていたようです。

 以前にも群馬県の方から、豚すき焼きについての御投稿が届いたことがありまして、それでそうした事情も知ることができています。

 今後も、どんどん御投稿いただきたいと思っています。

 * 「すき焼き思い出ストーリー」のサイトは、こちらです。

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