汚染肉
新聞を読んでいて、久しぶりに「汚染肉」という見出しを見つけ、
またかあ!
と思いましたが良く見ると、それはスポーツ欄。スポーツ界で汚染肉が問題になっていて、しかもそれがドーピング問題だ、というのです。
以下は全くの受け瓜イヤ受け売りですが、解説しますと・・・
問題の薬物の名前はクレンブテロールと言うそうです。この薬物は肉体を増強させることができるので、競技前にドーピングする選手がいて、自転車のスター選手・アルベルト・コンタドールが、この薬物を使った疑惑で処分されたそうです。
・ツール・ド・フランスの優勝の剥奪、及び
・2年間の競技ライセンス停止
というから厳しいです。
ここでヤヤコシイのは、このクレンブテロールを家畜に投与している業者がいることです。目的は、勿論、家畜の増体です。
そこに目をつけ、コンタドール選手は、自分はクレンブテロールを使っておらず、自分が食べた肉にクレンブテロールに含まれていた、と主張していたそうです。
実際、中国やメキシコで行われたスポーツ大会では、選手からクレンブテロールが続々と検出され、これは流石におかしい、と思った主催者が調査したところ、選手が食べた肉に含まれていた、ということがあったそうです。
で、コンタドール選手の場合はどうだったか、というと、結論から申しますと国際スポーツ仲裁裁判所まで持ち込まれたものの、
⇒黑判定でした。
コンタドール選手の国・スペインではクレンブテロールを家畜に投与することが、以前から禁じられているからです。人体に良くないから禁じられているわけで、日本でも禁止です。
そういう薬物を勝負のために摂取するわけですから、スポーツの世界は恐ろしいもんだ、と思いますし、また今でも、それを家畜に与えている国が存在するわけですから、これまた恐ろしい話しです。
何かの祟りがありませんように。
南無観世音菩薩。
なお東京食肉市場で取引される肉は、全て、放射線量を計測しており、放射能に汚染された肉が一般に流通することはありません。
追伸
「台彪会」会長として、「ニッポン全国彪友会ー台東万博!」を計画しています。
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2012.4.20(金) 浅草が燃えます。
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