実家のすき焼き

 「すき焼思い出ストーリー」のサイトに、新しい御投稿がありました。一か月ぶり位でしょうか。

 東京都在住・48歳の、パイフーさんの「すき焼き​思い出」です。

 題して「実家のすき焼き」・・・

・・実家は新潟の上越地方です。

 上京し30年以上過ぎましたが、すき焼きといえば、実家のものが​基準です。関東では割り下を使いますが、実家では砂糖、酒、醤油​を直接入れていきます。そして肉はなんと豚を使っていました。

 割り下を使ったり、牛を使ったりするのは東京へ来てから知った​ので、それまではすき焼きとはそういうものだと思っていたわけで​す。今でしたら酒を飲みながら、ということになりますが、当時は​子供でしたからあくまでも夕御飯のおかずです(父は晩酌しながら​だったと思いますが)。

 具を一通り堪能した後、くたくたになった葱や細かな具の残った​汁を御飯にかけて食べる。これが最高の締めですね。

 ちなみに、すき焼きは日曜の晩が多かったように記憶してます。​やはり「ハレ」の食べ物なのでしょうか。今でも、サザエさんのテ​ーマソングが流れると実家のすき焼きを思い出してしまうのです。​<終わり>

 「すき焼思い出ストーリー」のサイトを運営していて面白いのは、このように各地のすき焼き事情を教えてもらえることです。

 こういう話しを記録している人は、そうはいないでしょう。こうして投稿していただくことで、昔のすき焼き事情が記録されるのが嬉しいですね。

 ちなみに、豚のすき焼きは珍しくはなく、東日本では良く行われていたようです。

 以前にも群馬県の方から、豚すき焼きについての御投稿が届いたことがありまして、それでそうした事情も知ることができています。

 今後も、どんどん御投稿いただきたいと思っています。

 * 「すき焼き思い出ストーリー」のサイトは、こちらです。

追伸

  「台彪会」会長として、「ニッポン全国彪友会ー台東万博!」を計画しています。

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 2012.4.20(金) 浅草が燃えます。

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 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて702日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)