スマフォ「ながら歩き」
うーむ、世の中は、こういう状況になっているのか!
と感じる場面に遭遇しました。
浅草の裏路地を急いでいると、若い女性4人が横一列に並んで歩きながら、全員がスマフォをいじっていたのです。広くはない路地なのに、横一列でゆるゆる進むので、邪魔なこと、この上ないです。
私の方は、急いでいたので表通りを避けて、わざわざ裏通りを進んでいたわけで、通せんぼされては困ります。
そこで彼女たちと塀の間の50㎝ほどの空間を、身を斜めにひねって追い抜き、追い抜きざまにチラリと視線を送ると、4人の内の1人は、なんとスマフォではなくて、i-Padでした。歩きながらi-Padを操作しているではありませんか。
そう言えば先日テレビのニュース番組が、スマフォの「ながら歩き」が原因の衝突事故が増えている、と報じていました。
スマフォは普通の携帯電話より重いため、それをいじりながら歩くと、どうしても視線が下を向きがちで、それで衝突事故を起すのだとか。
これから行く店の地図なんか、家を出る前にプリントしてくれば良さそうなものを、スマフォ・ラバーズの皆さんは、そういうことはしないようです。あくまで便利なスマフォに依存して、それを頼りに歩くのが正しく、紙などというアナログなものに頼ったりはしないのです。
ジョブズ、恐るべし!
一方私は、以前このブログに書きました通り、「百viewは一見に如かず」と考えるアナログ主義者です。
だから現在準備中の、経営者の大交流会「ニッポン全国彪友会―台東万博!」についても、人間が人間に出会うことの大事さを前面に出そうと思っています。この会では参加者のプロフィール・ブックを紙に印刷して当日会場で配る予定です。
アナログでしょう!
さて、この主義で大丈夫なのか・・・今の世の中で。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて607日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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