日本酒、と醤油を愉しむ会

 つくば市の「ホテルグランド東雲」さんで、「第6回茨城の日本酒を愉しむ会」があり、参加してきました。

 今回の私の参加目的は、醤油でした。

 はあ? 日本酒が目的じゃあないの?

 もちろん日本酒も目的ですよ。でも、この日使われる醤油も期待していました。

 実は10/7に、茨城県酒造組合さんが「浅草はなやしき」で「地酒まつり」という大イベントを開催されたのですが、その帰りがけに「東雲」のI社長が、弊店の売店にお立ち寄り下さり、販売している醤油をお買い上げ下さいました。

 その醤油を、今回の「日本酒を愉しむ会」のお料理に使って下さったのです。

 数あるお料理の中に「常陸牛ステーキご飯」という、小さな丼のようなものがありましたが、このステーキの味つけに、弊店で販売している「藤野醤油」の「有機こいくち醤油」使って下さいました。

 しかも、会場の皆さんに「ちんや」で買った醤油だとご紹介下さり、有り難いことでした。

 「藤野醤油」さんは、「醤油づくりは、原料づくり」ということで、女性の蔵元さんが、原料の有機栽培にこだわっています。お味もバランスが良い、結構なものと思っていますが、ご評価いただいて、嬉しく思いました。

 さて、日本酒の方ですが、

「白菊酒造」さん(石岡市)

「結城酒造」さん(結城市)

「宏和商工」さん(日立市)

の三蔵でした。

 「東雲」のI社長は「茨城の蔵元を全軒、自分の店で紹介する!」という志を立てられて、「日本酒を愉しむ会」を連続して開催しておられます。既に今回で6回目ですが、茨城県内に蔵元は50軒以上有るとかで、遠大なプロジェクトです。

 毎回、蔵元さんご本人が出席され、自慢の御酒を出されるので、大満足・大盛況です。

 日本酒の消費は落ち込む傾向が続いていますが、まだまだファンがたくさんいるのだなあ、と実感できます。

 今回の御酒もそうでしたが、最近の傾向として、生原酒や古酒が出品されることも多く、酒の搾り方もいろいろ瓶に表示されていたりして、楽しみ方のバラエテイーが増えてきたなあ、と感じます。

 今後も楽しみです。

追伸

 今回は、無事に浅草へ帰り着きましたよ、はい。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて593連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)