すき焼きとモーツアルト
「すき焼き思い出ストーリー」のサイトが、そろそろ開設1周年ですので、全部のデータをアクセス解析してみました。
過去1年間に、このサイトに訪れた方の、実際の検索キーワードを、全て出して眺めてみました。
ざーっと眺めて、少しがっかり。
上位にあるのは、アバウトなキーワードばかりです。
「浅草 すき焼き」は良いとしても、
「浅草 グルメ」
「浅草 観光」
とか、アバウトなキーワード、いわゆる「ビッグ・ワード」ばかりです。
この方法で検索なさった方は、自分の行きたい店へ行けたのでしょうか。?ですよね。この中の何人かは、弊店へ見えていたはずですが、弊店は、その方が探していた店にピッタリ該当していたのでしょうか。不安です。
一方、このサイトの特徴も少しだけ出ていたので、そこは嬉しかったです。つまり、
「すき焼き 思い出」で入って来た方が、93人。
「すき焼き通検定」で入って来た方が、110人。
この方々については、お探しだった店は弊店だったろう、と確信できます。良かったと思います。
「すき焼き川柳」で入って来た方が少ないのは、不満ですが、まあ先月始めたばかりなので、仕方ないかもしれません。
要するに、反省点として、そもそも特徴あるサイトを造る必要があるのであって、それ以前に、特徴のある店を造らないといけません。そうしないと、アバウトなキーワードで入って来た人ばかりになってしまいます。
でも、勿論、珍奇な企画を簡単には実行できず、正しいマンネリズムつまり、正統的なすき焼きの根幹を崩すわけにはいきません。そこが苦心のしどころですね。
たとえば、熟成中の酒に音楽を聞かせたりするそうですから、マネして、熟成中の肉にモーツアルトを聞かせることにして、サイトにデカく表示すれば・・・
「すき焼き モーツアルト」で検索した人は、全部ウチに入って来るだろうな。やって見ようかな。
え? そんな検索するヤツ、オマエくらいだって?
そうかなあ。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて566連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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