筋肉痛の日
9/6は、年に一度の筋肉痛の日でした。それは・・・
店の大掃除の日だからです。
浅草は、年末年始は忙しいので、大掃除はできません。そこで暑い時期の、店の定休日に、全員総出で大掃除をします。
この日は、まず「東京食品技術研究所」のコンサルタントの先生による、衛生講習会を聞いて、衛生に対する意識を強めてもらい、その後で大掃除をします。
だいたい、普段掃除をしないような箇所というのは、手が届きにくいところです。そこを掃除しようとすると、普段使わない筋肉を使うことになります。
イタ、イタタタ。
私は、毎年トイレを担当します。トイレは普段から清潔にしているので、部品の間の細かいところを、チマチマと掃除します。トイレの汚れは微量でも臭いの元なので、完全にキレイにする必要があり、チマチマであっても、重要なことなのです。
これが、働いていないように見えて、結構やり甲斐があるんですよ。
作業中に気をつけないといけないのは、左手です。右手が疲れてきたからと言って、同じ動きをすぐ左手にさせてはいけません。やはり、左手は利き手ではないので、普段動かしておらず、イキナリ速い動作をさせると、グキっと痛むことがあります。
イタ、イタ、イタタタ。
でも、この日は気を遣わず、掃除に専念できるので、楽しいです。
一方、楽しいというわけにいかないのが、店の連中です。大汗かきつつ大きな什器を動かして、壁との間を掃除します。一般オフィスなら、そこまでやることはないのかもしれませんが、飲食店の場合、そういう所にゴキブリが発生したりする可能性があるので、年に一度はキレイにします。
わがスタッフながら有り難いことです。
終わった後は、全員で打ち上げ。
お疲れ様でした!
イタ、イタ、イタタ、イタタタ。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて554連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。
Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。