どんどん聞いて下さい週間

 「大人のための、今まで恥ずかしくて聞けなかった質問を、どんどん聞いて下さい週間」を実施します。期間は、2/23(水)から2/28(月)までです。

 この期間ご来店になった、大人の方に、

①すき焼きのことを、やさしく解説した冊子「すき焼き百科」を差し上げます。

②そして勿論、標題通り、今まで恥ずかしくて聞けなかった御質問に、ちんやスタッフが、場合によっては私・住吉史彦が親切にお答えします。

 冊子「すき焼き百科」は、もともと御子様の食育用に製作したものです。すき焼きの歴史や、いろいろな食材の作り方・栄養、それから食事のマナーについて説明した本です。小学校高学年くらいの読解力を想定して書いてあります。

 御子様用なので、当然御子様に差し上げていましたが、差し上げた後、様子を拝見していると、むしろ親御さんの方が、熱心に読んでいる姿が目立ちました。

 そうか、今時の若い親御さんは、こういう知識をあまり習っていないのか・・・

そう感じました。「ゆとり教育」で国語や算数の時間も削られていたのだから、「食育」なんて二の次・三の次なのは、まあ、順番として自然ではありますけどね。

 だから、是非そういう大人の方に、この冊子を差し上げたいと思っています。でも、この冊子は絵柄が漫画でいかにも子供向けっぽく、漢字にはフリガナがついていますから、そういうものを大人の方に渡すのは失礼ですよね。

 差し上げたいけど、差し上げると失礼、

というモヤモヤを解消するため、今回、「大人のための(長いので中略)聞いて下さい週間」を実施することにしました。

 まず、ご来店になったら、

「すき焼き百科」を下さい!」とご所望下さい。そう言っていただけば、この「週間」を目指して見えた方とわかりますから、その後、お食事中にもいろいろな御質問に、スタッフが親切にお答えいたします。

 この「週間」のポイントは・・・

<この話しは長くなってきたので、明日に続く。>

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて345日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

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能書きトーク

 「二条彪の特選教訓集 みんなで学ぶ 成功の心得No8 お客様への心得」という御本を毎週月曜日の、弊店の朝礼で輪読しています。1/31には項目No10「お客様の気持ちの流れをイメージする」を読みました。

 お客様が小売店に入った時の、気持ちの流れを、細かに観察すると、

「ちょっといいな、見ていこうかな」

「なんだか入ってみたら暗い店だなあ」

「うーん、これなんか、いいかな」

「ちょっと値段が高いかな」

「他には、ないかな」

「やっぱり、気にいったものがないから、またあとにしよう」

と、簡単に書いてもこれだけの気持ちの流れがあります。

 この気持ちの流れを読むことが大事と、このページに説かれていますが、この逆をやっている店が、世の中にはかなり多いと思います。

 イキナリ売ろうとする店員さんが本当に多いです。当然、私などはすぐ逃げますね。

 すき焼き屋の場合は、基本的にお客様全員が、店のメニューを了解した上で中に入るわけで、必ず何か注文なさる、というところが小売店と違いますが、気持ちの流れを読む必要性は同じです。

 レストランに入った時、メニューの中の高いものを、やたらと説明されると閉口しますよね。

 飲食店に入る客は、入る時におおよそ使う予算を決めていますから、それより高いものの説明をされると困惑してしまいます。せいぜい、予算辺りのメニューのすぐ上と、すぐ下のメニューを説明してくれれば必要充分です。

 また能書きトークが「あーで+こーで」と長いのも閉口します。何故って?食べる前は腹がへっているからです!

 食べる前に「あーで+こーで」と説明されて、イラっとする理由は、それだけではありません。説明が良く分からないからでもあります。食べ物の味のことは、しょせん言葉にして説明するのが困難で、実際に味わった後でないと完全にはわからないですよね。

 だから私は「ちんや」座敷のスタッフには、

「能書きトークは、お食事の後にしよう」と言っています。

 お客様が「おいしかった」と言って下さった後に、その一言をキッカケに、

「手前どもの肉は、実は、あーで+こーで・・・ございます」さらに、

「召し上がっていただいてお分かりの通り、こーで+そーで・・・ございます」と説明します。

 この段階では、もちろん食べ終わっているわけで、売上は確定していますが、これはムダではありません。

 何故って、それは次回ご来店の時に、ご予算をアップした上で、ご来店いただけるからです。

 この「能書きトークは、お食事の後」というやり方は、一見「やる気がない店」に見える心配があります。

 でも、とても褒めてくれた方もいます。スゴ腕の食品コンサルタントで、地方の経営不振のスーパーを再建してしまう、IZ川さんです。

 そういう次第で、「能書きトークは、お食事の後」です。食後に旅を急ぐ場合は、「ちんや」スタッフからトークを浴びせられないよう、事前に、ご出発時間をお知らせ願います。

追伸

 国際獣疫事務局(OIE)科学委員会は、4日、日本国が口蹄疫に関して「清浄国」に復帰したと認定しました。昨年4月の口蹄疫発生以来今日に至るまでの、関係者の皆様のご努力とご苦心に、私は心より敬意を表明いたします。

 また弊ブログの読者の方で、ご自身がブログ・ツイッター等の媒体をお持ちの方におかれましては、「清浄国」復帰の件を、広く世間に周知させるため、ご助力・ご高配を賜りたく、お願い申し上げます。

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牛脂の効用

 1/30に実施した「ちんや すき焼き通検定」に合格した方が、先日、ご家族と一緒に来店されました。

 検定の勉強で得た知識を、実地にお子様へ「食育」していただく、というのは私の理想のイメージです。嬉しかったですね。さて、

 昨日の弊ブログに牛脂のことを書きましたが、今日は、その続篇です。

 すき焼きをする時、鍋に牛脂を入れます。割り下だけですと、味が強いですから、味をマイルドにするため、脂が必要なのですが、この脂は鍋全体に融けますので、味や香りにかなり影響があります。

 牛脂ならなんでも良い、というわけにはいかないのです。

 ある時、弊社売店のスタッフが、「スーパーでもらえる牛脂は、脂を一回融かしてから、それを固めている」ということに気付きました。

 何で、そんな面倒なことをするんだ?

と思って考えてみたのですが、それはたぶん、いろいろな場所の肉から、脂を細かくこそぎ落として利用したいからだろう、と思います。コストダウン精神は立派ですね。

 でも肉の専門店がそれをマネはできません。

 専門店では、すき焼きに入れる脂の部位にもこだわっています。鍋に入れた時、味や香にかなり影響がありますから、風味が良い部位の脂に限って使っています。

 特に鍋から匂う、すき焼きの独特の香りの主役は、気化した脂ではないかと思います。

 だから、いろいろな場所の脂をこそぎ落として集めて⇒融かす、ということはしていません。

 ブログ読者の皆さんも、すき焼き店に行った時は、牛脂も是非、お楽しみ下さい。

追伸

 国際獣疫事務局(OIE)科学委員会は、4日、日本国が口蹄疫に関して「清浄国」に復帰したと認定しました。昨年4月の口蹄疫発生以来今日に至るまでの、関係者の皆様のご努力とご苦心に、私は心より敬意を表明いたします。

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バレンタイン・デー

 「ちんや」精肉売店で、バレンタイン・イベントをやっています。肉屋なのにやってます。

 その内容ですが、ハート型牛脂を女性のお客様限定で、無料でさしあげています。牛脂というのは、あのすき焼きに入れる脂のことです。それをハート型に成型して差し上げています。

 深い意味は勿論無く、バレンタイン・デーにご家庭で、奥様がご主人にすき焼きを作ってあげる時に、ハート型牛脂をサプライズで出したら驚いて⇒面白いよね、という趣向です。

 キャッチコピーは、こんな感じです・・・

お母さんからお父さんへ

娘さんからお父さんへ

美味しいお肉でお父さん、大感激!!

ご家族で楽しいひとときを

いつもありがとう 感謝をこめて。

 販促会議で、売店の連中に「2月に何かお客様を面白がらせる趣向を考えてほしい。バカバカしくて大いに結構。」と言いましたら、この案が出てきました。

 この企画は、文章にしてしまうと、これだけの話しです。「アキバのメイドカフェみたい」、と言われれば、そうかもね、とも思います。

 でも、こういう企画の会議をするのって、楽しいんですよね。成型作業も、若干手間なので一年中毎日やるとなったらウンザリかもしれませんが、年に1回この時期だけ、お客様の驚く御顔を想像しながら作業すれば苦になりません。

 今後も、大いにバカバカしい企画をやっていこうと思います。

 このサービスは、2/2から2/14までです。

 成型に少し手間がかかるので、先着40名様です。精肉売店で2.500円以上お買い上げの、女性の方に限り差し上げます。

 どうぞ、ご来店を。

追伸

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組合長の渡御

 2/3に浅草料理飲食業組合の新年会があり、幹事役と当日の司会進行を命じられましたので、もちろん喜んで(?)お務めしました。

 基本的に段取りは例年通りなのですが、1点だけ私のアイデイアを入れていただきました。それは、

 組合長の渡御!!

 例年、浅料組合の新年会は着席制で和食のフルコースを食べます。着席の仕方は、結婚式のように、9〜10人で大きい丸テーブルを囲みます。会場は浅草ビューホテルさんです。

 ビューさんも毎年頑張って下さって、おいしい御料理を出して下さるのですが、それだけに、なんだか「お食事会」のような様相になってしまい、どうも盛り上がりが今一つです。

 また役員になっていない組合員さんと、組合長や幹部が意見交換をはかる、せっかくの機会であるにもかかわらず、その辺りが、あまり活発な感じがしません。組合長がゲストの皆さんとテーブルを囲み、そのご接待に忙しいからです。

 ゲストのご接待も、たしかに大事ではあるのですが、やはり組合員さんと、組合長の意見交換が大事です。

 そこで!

 ご接待はベテランの副組合長にご担当いただき、組合長には各テーブルを渡御していただくことにしました。

 つまり、II田組合長は、

1卓では、先付け・前菜・御椀を、

2卓では、お造り・焼き物を、

3卓では、煮物・揚げ物を、

4卓では、お食事・水菓子を、という風に、御神輿のように渡りながら食事をしていただきました。

 組合長が渡ってくると、そのテーブルでは拍手がわき起こり、「乾杯!」「乾杯!」と乾杯のやり直しも行われて、大変良いムードになしました。

 この方式を実行するため、各テーブルには、席を1つずつ余分にセットしてもらいました。

 この余分な席は、組合長がいない時は、空いているわけですが、これもまた重宝です。自分の隣の席以外の人と会話したい時に、この席を、組合長が来るまで自由に使えるからです。

 実は私は、宴会には日本の和室がベストの環境と思っています。どこでも座れて、すぐに誰とでも話しをできるからです。

 でもベターの策で、ホテルを利用する時は、この余分な椅子に「畳の代わり」をさせるのが良いと思っています。組合長と組合員、組合員同士のコミュニケーションを良く取れることが、組合としては何より大事ですよね。

 ビューホテルのOK崎さんにはご面倒おかけしましたが、御蔭様で楽しくできました。その後の二次会・三次会・四次会でも飲みまくりでした。

 げろ、げろ、ムカ、ムカ、ああ、気分悪いなあ。

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検定マニア

  検定マニアの方が、世の中に結構おいでのようだ、ということは知っていたのですが、知人の知人にそういう方がいると知り、ほお、と思いました。しかも、その方が1/30に実施した「ちんや すき焼き通検定」を受けて合格されていた、と聞かされ、ちょっと驚きました。

 知人が、その合格した方の名刺を見せてくれたのですが、裏面に持っている資格や受かった検定の名前が、ズラズラと記載されています。

 その数、30以上!

 最初の方に載っている資格は、その方のご職業に関係したものですが、だんだん後ろに行くと関係が無くなっていきます。

 エコ検定

 天気検定

 犬検定

 温泉入浴指導員

 バーベキュー奉行検定

 それにしても、まあ、いろいろあるものですね。ここに「すき焼き通検定」が加わるのは嬉しいことです。

 実は、「すき焼き通検定」について、本当の私のイメージとしては、ご家庭の中の「食育」を補完したい、というのが趣旨の一つとしてありました。

 食の知識は、本来はご家庭の中で、親から子へ、祖父母から孫へと伝えられるものです。

 「いいかい、シラタキっていうのは、こんにゃく芋から作るんだよ。覚えときな!」

っていうような感じです。でも今時、そういう食育力が弱かったりする場合があります。今時のお父等・お母様が、こういうことを習っていない場合がある様なので、そこを別の形=検定試験で、私達が補完するのが良いかな、と思っています。

  検定の勉強で得た知識を、お子様へ「食育」していただけたら、素晴らしいです。

 でも、マニアの方も歓迎です。検定試験とそのマニアという形であっても、すき焼きのことが世間に知られるのは良いことです。

 ただ一夜漬けで試験勉強をして、後は忘れてしまうという形ですと、それは面白くはありませんので、そこは我々の工夫のしどころですね。

 「ちんや すき焼き通検定」に合格した方は、自動的に「ちんやメンバーズ・カード」の会員になっていただくので、5年間は弊店からDMをお送りします。また向笠千恵子先生の「すき焼き通」を差し上げましたので、読んでいただければ、有り難いです。

 しゃぶしゃぶ加熱指導員とか、

 すき焼き鍋洗浄士とか、

 すき焼き店経営コンサルタントとか、

 話題性を狙って、新たに作ってみようかと一瞬思いましたが、なんでもかんでも検定制度を作れば良いわけではありませんよね。

 後のフォローが大事と思っています。

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発送作業

 3月に第八回「すきや連」を、京都に老舗「三嶋亭」さんで開催予定です。八回目にして初めて京都へ進出します。

 そのための案内状発送作業が今、追い込みなのですが、発送作業の中には写真の封入作業もあります。

 去年の11月に「伊勢重」さんで開催した、前回(=第七回)の「すきや連」に出席した方へ送る案内状には、その時の写真を封入しています。集合写真の他、30カットほどのスナップ写真が、3枚の紙に編集されています。オールカラーです。

 前回を思い出していただいて、今回も是非ご出席を!!という趣向です。贅沢でしょう?

 当然、お金も手間もかかりますが、第二回から、この作業を続けています。

 その理由は、お互いの顔と名前を覚えていただきたいから。「すきや連」の開催は、年に3回くらいの頻度ですから、皆さんにしばらくお目にかからずにいると、記憶があやしくなってきます。

 この写真を見ることで、前回の記憶を取り戻して「あの方にまた是非会いたい」と思っていただけたら、良いなと思っています。

 でも、この写真封入を続けている本当の理由は他にもあります・・・

それは、写っている皆さんの笑顔が本当に楽しそうだから。

 すき焼きを囲んで談笑している参加者の皆さんは、メッポウ素敵です。すき焼きっていうものは、こんなにも人を楽しい気持ちにさせるものなんだ、とあらためて再認識させられます。

 しかも参加しているのは、ほとんど全員が食のプロです。そういうキビシい方々でも、すき焼きの鍋を囲めば、自然と、愉快に飲み食いするものです。その気分が写真に溢れています。

 だから、お金も手間もかかりますが、写真の封入は楽しい仕事です。

 初めての京都進出で、関東からの参加者がどのくらいの人数になるか、不安もありますが、この写真をご覧になれば、きっと、出席したくなると思います。

 「すきや連」―今回も、頑張って成功させたいものです。

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茨城の日本酒を愉しむ会

  1/28に、つくば市の「ホテルグランド東雲」さんで、茨城の「日本酒を愉しむ会」があり、参加してきました。

 「グランド東雲」のI社長は、国際観光日本レストラン協会で旧知なのですが、実は、ご自身は酒が一滴もダメです。それなのに、

「茨城の蔵元を全軒、自分の店で紹介する!」という志を立てられて、「日本酒を愉しむ会」をスタートさせました。今回が、その第3回目で、

 浦里酒造店さん(つくば市)

 磯蔵酒造さん(笠間市)

 森島酒造さん(日立市)

が参加されました。

 「磯蔵」さんのことは、以前、このブログの11/12号(=久米繊維工業さんの「日本酒Tシャツ展」の話し)で、書きました。

 3軒とも若旦那自らが説明に見えていて、御酒も勿論、気合が入っています。

 さらに御酒だけでなく、食材も皆地元の物でした。いわゆる地産地消の食です。しかも浅草から39分で行ける、地産地消の食事会です。

 私は、これまで地産地消の食というと、上野から新幹線で軽井沢に行くことが多かったのですが、「つくばエクスプレス」が開通したので、茨城の方が俄然便利になりました。

 茨城県内に蔵元は50軒以上有るとかで、この会は当分続きます。行く価値あり!と思います。

 楽しく戴いて、チョー良い気分になった私を見た、地元の会計士の先生から尋ねられました・・・

 住吉さん、今日はこっちにお泊りですか。

 いえ、浅草に帰ります。快速で39分ですから!

 実際は、浅草を乗り過ごして秋葉原まで行って⇒戻ったので、約1時間でしたが・・・

追伸

 茨城県酒造組合さんは、3月に「浅草はなやしき」でイベントを開催予定とか。その情報も、弊ブログでお知らせしたいと思います。

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