「カリスマ受け売り師・住吉史彦の生涯の半分くらい」六夜連続興業の内の第二夜=趣味人志望
弊ブログは連続更新365日へ向けてカウントダウンに入っております。
題して、
ブログ連続更新365日記念スペシャル
「カリスマ受け売り師・住吉史彦の生涯の半分くらい」
六夜連続興業の内の第二夜=趣味人志望
本稿は、おおよそ事実に基づいて再構成したものです。
序夜の下克上活動の結果、私は慶應中等部に受かりました。この中学校の気風が、この時期の私に大きな影響を与えるようになっていきます。
ご存じの方も多いと思いますが、慶應中等部に入りますと⇒慶應高校⇒慶應大学と進学することができます。いわゆるエスカレーター式ですね。だから、本業の勉強の他に、スポーツをしたり趣味を持つようになる子が多いです。
特にスポーツつまり「体育会」は有名で、慶應でスポーツを経験した人が、日本の実業界で重要な地位を占めていることは良く知られていますね。
私の場合、スポーツよりは趣味でした。先生方の中にも、本業の教職以外に、いろいろと幅広い活動をしている方がいらして、影響を受けました。
こうした気風ですので、生徒の気ままな行動にも、自然と寛容だったように思います。当時の級友と集まれば、今でも、この頃の昔話し=たいていはイタズラをしたこと、ばかりを話します。ノンビリとしたもので、友達もできました。
私は楽器を始める一方、今はもう使わなくなった、8mmフィルムで学校の行事を録画する部活をしていました。
激しいスポーツは、どうしても体力を消耗しますので、体育会組は、授業中は、たいてい寝ていましたが、私は起きてノートと取っていたので、皆にコピーさせてあげました。
基本が全員進学ですので、人を蹴落とす意味はありません。寛容にコピーさせてあげました。もちろん鉛筆バシン!作戦は無し、です。
そういう時間が、高校・大学と続いていき、大学の時には、ウイーンの、かのムジークフェラインザールで、オーケストラの一員としてチェロを演奏する、という得がたい経験もしました。
素人が天下のウイーン・フィルの本拠地で弾くなど、自らを省みない、不遜な話しですよね。でも、バブルだったせいもあり、実現してしまいました。
バブルだったので、就活も、今とは比べ物にならない位、楽でした。
結果当然生じてくる、自信過剰=本業と趣味は楽勝で両立できる!は後ほど修正されねばなりませんでした。
随分、イヤな子が成長したものです。二夜お読みになって、吐きそうになった方がおいでかもしれませんね。
私が、人格についてお褒めいただくようになるには、まだ先のことです。この365日記念スペシャルは、六夜続きますので、ご気分を直して、おつきあい願います。
第二夜は、これにて。
追伸
3/13(日)実施予定の、「ちんや すき焼き通検定」の、受験申込みの受付を、2/16より開始しました。詳しくは、こちらをご覧下さい。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて361日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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