若柳牛⇒猪苗代町産牛No. 11739-43101

 昨日(3/27)から、「今週の特撰牛」の牛が変わりました。先週まで使っていた、「若柳牛」(宮城県栗原市産)から、福島県猪苗代町産牛(個体識別番号:11739-43101)に変わりました。先週も評判は良かったようですが、今週も旨い牛だと思います。

  実は、昨年の12/10から、「ちんや」では、個体識別番号の「全組表示」を実施しています。番号を、どこか店内の一箇所に集中して表示しておくのでなく、お客様各組ごとに、番号と、それだけでなく、「ちんや」の仕入方針(考え方)も記載した書面をお渡し申しています。お客様から「この牛の産地はどこ?」と聞かれてから、調べてお答えするのでなく、こちらから積極的に書類を作って、肉と一緒に御席へお持ちすることにしています。今週の、特撰福島県産牛だけでなく、全てのメニューについて、これを実行しております。是非、ご来店の節は、ご確認下さい。(ただし、年末年始だけはモーレツに忙しいので、ご勘弁いただきました。)

 また、この書類はお持ち帰りいただくようにしています。日付が記入されていますので、ご来店の記念になると思います。例えば、「今は結婚された御夫婦が最初にデートした場所は「ちんや」で、○年○月○日のことだった。」あるいは、「今は天国に昇ったお爺ちゃんも参加して、ご家族3世代が全員揃って最後に食事した場所は、「ちんや」で、○年○月○日のことだった。」このように、後から思い出していただくのに、日付入りの書面は、あった方が良いと思っています。

 それと営業上、店舗名(=「ちんや」)入りの書類を渡しすることは、とてもとても大事なのです。お客様の中には、「店の中に入って見えた時、あれ?なんで銅鑼たたくのをやめちゃったの?」と、お尋ねになる方が、たまにおいでです。(本当です!)店名が、その方の頭の中で、ゴチャ混ぜになっているのです。

 「お客サマ! 銅鑼をたたく、すき焼き屋は「米久本店」さんですから! 区別して覚えて下さいネ! ヨロシクお願いしますヨ!」

  なんていうことにならないように、牛の番号と仕入れ方針と、それから店舗名入りの書類をお渡しして⇒お持ち帰りいただいています。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「今週の特撰牛」については、まずこちらを開け、「お品書き」の中の「すき焼・しゃぶしゃぶ」>「今週の特撰牛」の順で開けて下さい。