饗応・居留地・牛鍋

 台東区芸術文化財団の、M氏とK嬢が見えました。台東区アートアドバイザーの同僚として旧知の、平野真敏さん (ヴィオラ・アルタ奏者)の、コンサートの打合せのためです。

 7月3日に開催される、そのコンサートの座興で、平野さんから私に、「音楽のあい間に何か、お客さんのためになる話しをしてもらえませんか?」とご依頼があり、「まいったなー」と思いつつ、お引き受けしました。そのご依頼があったのは、去年のことでして、話す内容は時間をかけて考えていけばいいや、とのんびりしていましたが、そろそろチラシを作るとかで、本格的に話しの構想を練らないといけません。15分の講演ですが、15分というのは、やってみると、結構長いですよね。

 で、今のところ、どういうことを話そうと思っているか、ですが、日本の近代の食生活の、起源の話しをしようかと思っています。コンサートの会場が、上野公園の中の、旧東京音楽学校奏楽堂なのですが、この建物は、重文にも指定されている、歴史的建物ですので、そういう話しで行ってみようかな、と思っています。

  タイトルは「饗応・居留地・牛鍋」です。きょ=きょ=ぎゅう で覚えやすいでしょう。平野さんのヴィオラを聞きに見えた方を相手に、飲食の専門的な、細かい話しは野暮です。覚えやすい、ウンチクをご提供することに徹しようかと思っています。

  そうそう。ジョークも用意しないといけません。「わたくし、市川海老蔵でございます!」は、このサイトでばらしてしまったので、もう、使えないなあ。どうしよう。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございます。浅草「ちんや」六代目、住吉史彦でした。

平野真敏さん (ヴィオラ・アルタ奏者)については、こちらです。

Filed under: 今日のお客様,憧れの明治時代,食育ナウ — F.Sumiyoshi 3:16 PM  Comments (0)