ツヨポンとすき焼き

「父の日」の「ちんや」は、暑い日でしたが、大勢のお客様にお越しいただき、ありがたいことでした。

「父の日」=すき焼き

という繋がりは、特にないのですが、今年オヤっと思ったのは、

草彅剛さんが

「父の日は、すき焼きしまーす」

とツイートしていたことです。

これまで草彅さんやSMAPがすき焼きを特に推してくれていた記憶はないのですが、これは嬉しい話しです。

動画も付いていたので、何故「父の日」にすき焼きなのか、語ってくれていると思いきや、

残念ながらそれはなく、

お父さんに感謝を忘れないようにしましょう、という内容の動画でした。

ともあれ、これからは毎年

「父の日は、すき焼き」

ということにして行きましょう。是非。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.496本目の投稿でした。

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蟹とすき焼き

「他山の石」だなあと思う一件。

「お昼は「〇〇〇(店名)」でデートランチ。蟹があったから頼んだらすき焼きと一緒に来た。なんと。てっきり蟹食べ終わったらすき焼きだと思ったのに、同時はとても忙しい!蟹の繊細な味がわからないw」

たしかに、すき焼きは味のインパクトが大きいので、他の料理と同時に食べるのは、お勧めできないです。作業も忙しいし。

味の薄いものを先に、濃いものを後にと提供するのが普通です。

もちろん、お客様によっては、時間がないなどの理由で同時に欲しいという方もいないとは言い切れないので、結局、

どうなさりたいか、店側から聞くしかないと思います。

「他山の石」だなあと思う一件でした。

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釣り

浅草の飲食店主の人達が、コロナ中にどう考え、行動したかを聞き取る事業をしています。

週に一人のペースでお目にかかり、毎回2時間ほどの聞き取りをさせていただいています。

基本的には、衛生面や資金繰りなどの苦労話なのですが、2時間も話していると、不思議なもので、いつの間にか「良い話し」「勉強になる話し」に変わっていることが多いです。

中には、面白い家訓の話しがありました。それは、

釣り、すべからず。

店の経営者が釣りをすることを禁ずる規定です。

解説しますると、これは店の仕入れの為に釣りをすることを禁じているわけではなく、レジャーで釣ることを言っています。

そのお店さんは、魚を主に扱う店なのですが、魚の命とは真剣に向き合うべきで、遊びで殺めるべきではないと言うのです。

御意。

私も仕事がら、牛さんの命を頂戴しておりますので、生き物の命をレジャーで扱う人に好感はもてません。アフリカに象さんを打ちに行き、戦果をネットに上げて喜ぶとか、止めてもらいたいものです。

命を頂戴したら、在り難く食べさせていただくべきですよね。

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家訓

浅草の飲食店主の人達が、コロナ中にどう考え、行動したかを聞き取る事業をしています。

週に一人のペースでお目にかかり、毎回2時間ほどの聞き取りをさせていただいています。

基本的には、衛生面や資金繰りなどの苦労話なのですが、2時間も話していると、不思議なもので、いつの間にか「良い話し」「勉強になる話し」に変わっていることが多いです。

中には、新たな経営理念を創りつつある若旦那がいました。

その方曰く、コロナで出来た時間(店がヒマな時間)に、店の昔の資料を調べたのだけど、家訓のようなものは発見できず、むしろ、自分の頭でどういう店にしたいかを考えるようになったとか。

そして、

店のスタッフが、自ら「お客様のために」行動するような店にしたい

そういうスタッフが大勢いる店にしたい

と考えるに至ったとか。

素晴らしい。

「お客様のために」とガミガミ説教する経営者は世に多いですけどね。

日本の経営史を振り返ると、家訓や経営理念は、必ずしも創業者が作ったものばかりではありません。

例えば宝永年間は家訓が多く作られた時代ですが、その時代は南海トラフが巨大地震を起こし、富士山爆発もあった時(1707年)で、経営環境が大変悪い時代だったので、その時代を生きた経営者が家訓を遺したのです。

宝永の家訓も、今回のコロナの教訓も、禍の中に次世代への芽が生える例かと思います。

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濃厚飼料

ウクライナ戦争は、日本の牛肉も影響しています。

ウクライナが多くのトウモロコシを輸出していて、その一部は日本の牛たちの飼料になっているからです。

牛は元々草食動物ですが、サシを入れて味を良くするためには、草ばかりではダメでして、成長するに従って、穀物も与えます。

牧草などを「粗飼料」と言い、トウモロコシなどは「濃厚飼料」と言います。

サシが欲しいからと言って、あまり若い内から「濃厚飼料」を与えるのはNGで、それをやると私の好みでない味になってしまいます。

牛が若い内は飽和脂肪酸(固くて、融けにくい脂)がつくので、私の好みでないのです。若い内は「粗飼料」でしっかり育てて欲しいと思っていますが、

その濃厚飼料の自給率が12%にとどまっているそうです。粗飼料の自給率は77%で、飼料自給率全体では25%(令和元年)となっているそうです。

結果、日本全体の食料自給率も押し下げられています。

戦争の早期終結を願うと共に、将来的には飼料自給の道も探って欲しいものとおもいます。

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サンドウィッチ総会

昨日、慶應義塾「台東三田会」の総会を、久しぶりにリアルで開催させていただきました。2020年春の総会が、コロナで書面総会になって以来の活動です。

その2020年春より、私が会長職をお預かりしておりますが、そういう次第で皆様にご挨拶するのは初めてでした。不慣れで恐縮なことでした。

最近活動がなかったので、総会そのものは短時間で終了。

その後に、地元で医院を開業しておられる、 会員の渡辺真純先生による講演

「コロナ禍の3年を振り返り今後を展望する」

を聞きました。

テレビに出ている、コメンテイター医師とは違う、地域医療の現場にいる方のお話しでしたので、大変有益でした。

その後例年なら懇親会ですが、今回は軽食(サンドウィッチ)の黙食のみ。

その間に会員の皆様は名刺交換などしていただき、早めに散会しました。

現時点で、会として大勢で飲み食いできる状況ではありませんが、久しぶりに対面すること自体が大事と私は考えました。軽食を摂っていただいた後、意気投合したメンバー少人数で、夜の浅草に流れ、おそらく懇親を深めていただけたかと思いますが、そこは勿論「自己責任で」という形が今回の形でした。

次回以降も医師のアドバイスを頂戴しながら活動してまいります。何卒、よろしくお願いいたします。

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やべえうまさ

溶き卵にくぐらせて食べることを「すき焼き風」と言う人が多いようです。

麺の食べ方の一つとして、そうするそうですが、ネット上では本当に流行っています。

最近発見したのは、

「驚愕の和風つけ焼きそば」

料理ブロガーの男性が動画を上げていました。

「これ、マジやべえうまさです」とか。44万件表示されています。

「和風」と紹介されていますが、ポイントは

ソースとつゆを合わせる点

溶き卵につける点

ソースだけより、たしかに卵に合うかもしれません。つまり、卵につけるのが目的です。

「すき焼き風」だけでなく、すき焼き本体も流行らないかなあ・・・

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ヒットチャート

まもなく6月15日はSUKIYAKIの記念日です。

1963年6月15日の、ビルボード誌のヒットチャートで、坂本Qちゃんの「上を向いて歩こう」が1位になったからです。

「上を向いて歩こう」は3週連続で1位になりましたが、その後日本人の歌が1位になったことはありません。

料理のすき焼きと歌の中身はまったく関係ありませんが、レコードを発売しようとしていた当時の関係者が、日本の良いイメージの代表として、すき焼きをイメージしていたことは事実のようです。それで曲のタイトルとしてSUKIYAKIを採用したわけです。

アメリカ人がすき焼きに好感を持ったのには、戦争が関係あります。

日本の占領統治の為に多くのアメリカ人が日本に駐在しましたが、彼らの多くが駐在中にすき焼きを覚え、帰国してからもすき焼きを食べたと言います。

裕福なアメリカ人はホームパーティーをしますが、当時のパーティーのメニューとしてすき焼きは人気があったそうです。

すき焼き人気がヒットを後押ししたまでと言えるかは微妙ですが、興味深い歴史の一コマです。

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国際観光地

インバウンド再開とか報道されています。

そして、その報道に「お決まり」で流されるのが浅草の映像です。

浅草がテレビに出て嬉しいという気持ちは勿論あるものの、

私などは複雑です。

浅草=国際観光地=外国人が喜んで行く所

というのは、浅草の一面でしかありません。

日本文化を良く分かった、大人の日本人が楽しめる物や事も浅草には、あるんですよ、ね。

外国人だけが行く街ではありませんよ、決して。

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入梅

今日は「入梅」ですが、今年は「入梅」の前に、東京は梅雨入りしました。

このところ、そういう順番の年が多いような気がして、調べてみましたら、

2001年以降で梅雨入りが6月12日以降になったのは、

2010年の13日と21年の14日だけ。平年は7日です。

つまり実際の梅雨入りが「入梅」の日より、むしろ「芒種」(6月5日)に近づいてますね。

「入梅」は太陽黄経が80度、「芒種」は75度ですから、5度分だけ温暖化したんだろうなあと感じます。

今年は水害がないことを祈ります。

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