納会②

国際観光日本レストラン協会の、今年の納会を「ちんや」で開催しました。

・ちぢみホウレンソウ、牛もも肉お浸し

・牛すじ煮こごり、味噌漬け低温ロースト、じゃがいもそぼろ

・牛スネ肉あげ出汁(温物)

・冷製ローストビーフ

といった酒肴類を召し上がっていただいた後、当然すき焼き。今回は、青森県・小川原湖農場産の「適サシ肉」でした。案内文をそのまま引用すれば「今年食肉業界・畜産業界の話題をさらった「適サシ肉」をご堪能いただく」という趣向ですのでね。

肥育30か月弱、熟成8週弱。これが美味くなかったら、どういうのが美味いのか?というチョイスです。 

変りザクも青森つながりで大鰐温泉もやし。

そして「変わりタマゴ」。このブログの読者の皆さんには、既に珍しくありませんが、レス協会の皆さんには、は初披露でした。

シラタキを、あえて鍋の後半戦に再度別皿で提供し→鍋で煮て→カレーオイル入り卵に付けて→飯に載せる!という小津安二郎風の展開をお試しいただきました。

そして、今回、すき焼き以上に(笑い)力を入れたのが、お酒とデザートです。

協会の会員蔵「月の井酒造店」さん(茨城県大洗町)が当日参加して下さるというので、2種お願いしました。

酒肴に合わせては、冷酒の「彦市」純米吟醸。

すき焼きに合わせては、お燗で特別純米。客席内で土鍋で燗つけしました。「月の井」の若社長が自ら燗つけしてくれて大好評でした。

それだけでは足りません。ワインも飲みます。長澤鼎ワインです。

このブログ1020日号に書きました通り、日本にご縁の深いカリフォルニアのワインですが、今年の山火事で甚大な被害を蒙りました。

そのワイナリーの、火事以前に輸入されていた分が、Gaston&Gaspar渡辺さんのご手配で入手できました。2013年で、品種はジンファンデル。程度に参加させ、室温で提供いたしました。

すき焼きに合うというより、被災支援が主目的でしたが、結果的にすき焼きに合っていたように思います。

自分は施主でしたが、結構飲んじゃいました。 うーい、ひっく。

あ、デザートの件を書き忘れので、それはまた明日。

 

追伸、

129() 18:00~放送の、BSフジの番組『極皿~食の因数分解』に出演させていただきます。どうぞ、ご覧ください。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.839日連続更新を達成しました。 すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: 飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)