WEBマーケティング

弊社がWEBマーケティングをお願いしているIMCさんが、「お客様の声」を書いて欲しいと言ってきました。

なんでも、IMCさんは「長寿企業・老舗を対象により良いサービスを展開していきたいと考えています。そこで今後のサービス向上のためのニーズを知ることを目的として」、「お客様の声」を集めるのだとか。結構なことです。

さて、IMCさんとのお付き合いは、そろそろ8年目に入ろうかとしています。

それ以前からサイトは持っていましたが、それはIT時代初期に多く見られた定型サイトでした。メニュー、地図、店内写真、沿革・・・といった感じで、万人向けに、通り一辺の情報を見せるだけのものでした。

しかし、その後WEBマーケティングは急速に進歩し、自社の価値観や特徴を、それに共鳴してくれる人達=絞り込んだ人たちに伝えられるようになってきました。「万人向けに、通り一辺」では、結局誰にも愛されない店になる心配があるなあ、と思い始めた、ちょうどその頃にIMCさんからご提案があって、私は、その話しに乗ることにしたのです。

それが、20109月に開設した「すき焼き思い出ストーリー」のサイトでした。

当時私は、弊社の創業130年に当たって、記念事業のコンセプトを「心に残る思い出を!」に決めました。

そして、そのコンセプトに沿って、「すき焼き思い出ストーリー」のサイトをIMCさんに創っていただき、そのサイト上でストーリーの募集を開始しました。

そもそも、すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはないように思います。そこでサイトを使って、一般の皆さんに投稿していただくことを考えついたのです。「ストーリー」と言っても、作家先生に書いていただくわけではなく、一般の皆さんに投稿していただくのです。ご投稿くださったものは、店の歴史の資料として、すき焼きの資料として、末永く保存させていただくことにしました。

そのような、お客様の思い出話しを読んだ上で、現場でのお客様への応対も、「思い出」を造るためのお手伝いをするんだ」という意識を持って、仕事に当たろうじゃないか!というのが、創業130年に当たっての、私の想いでした。

それから5年。おかげ様で約70本のストーリーが集まり、創業135年の時(2015年)に、そのストーリー集を本にしました。本の制作はIMCさんの本業ではなかったと思いますが、それもお願い致しました。

その後IMCさんは、長寿企業・老舗を主対象にして行くようになって行きますが、この時の体験が、おそらく活かされたのではないか、と私は想像しています。

思いまするに、長寿企業・老舗は、存在自体が一定の価値観を体現しています。

ですので長寿企業・老舗は、その価値観を表現しないWEBマーケティングをやってはいけないと私は考えます。ところが、WEBマーケ業界という所は、私の観ますところ、どうも、数字かデザイン性が重視されているようです。

そんな中で、IMCさんの存在は、ますます貴重になって行くのではないかと思っております。

 

追伸、「ちんや」年内の予約状況のご案内です。

25日(月)、26日(火)、28日(木)は

まだ空いております。よろしくお願い申し上げます。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.848日連続更新を達成しました。 すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)