吟醸酒を燗してはいけない

先日の料飲三田会の例会では、泉橋酒造さん(海老名市)の大吟醸酒を、ぬる燗にして飲みました。

聞けば「泉橋」の蔵人さん達は、皆大吟醸酒を燗して飲んでいると言います。

私ももちろん同じです、はい。

ええ? 吟醸酒を燗してはいけないんじゃないの?!と思った方がおいでかもしれません。

そう言う人もあるようですからね。

では、日本酒造組合中央会の公式見解はどうでしょう?

酒質タイプ別に、お燗の適温が公表されていますが、大吟醸酒の場合は、一肌燗(ひとはだかん)(35-40℃)に〇が付いています。「吟醸酒を燗してはいけない」ということではないようです。ただし本醸造酒が35-55℃の、どの温度帯にも〇が付いているのに比べると、吟醸酒はOKな温度帯が狭いと、酒造組合さんは考えているようです。

では、なぜ「吟醸酒を燗してはいけない」と信じる人が多いかですが、「泉橋」の女将さんの見るところでは、

甘めの酒を冷やしてスッキリ飲んで欲しいと思う蔵元さんが多いからではないでしょうか。

ということでした。

そういうタイプの吟醸酒は、そう飲んだ方が良いので、蔵元さんがそうお勧めするのを聞いた人が「燗してはいけない!」と思ったのだと思われます。

でも、全部の吟醸酒に適用するのは、チト無理があったと申せましょう。

はい、吟醸酒のぬる燗は、美味しいことも多いですよ。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.836日連続更新を達成しました。 すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: 色んな食べ物,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)