みんな同じ事ばかり
長すぎる役員挨拶に苦言。
「みんな同じ事ばかり言うてる」
「考えたほうがいいとおもう」
はい、まったくそうだと思います。
今回苦言を言っておいでなのは間寛平さん、言われているのは高校野球の開会式ですが、「みんな同じ事ばかり」は私も色々な場面で出くわします。
今回は高校野球が100年目だとかで、目立つ選手が多かったように思いますが、今日はその話ではなくて、開会式の話しです。
100年目で戦後70年で、
開会式が原爆投下の日に重なったので、挨拶する人がそればかり言ってしまったわけですが、我々の業界の会合も煮たようなものです、いや、似たようなものです。
和食が世界遺産に成れば、挨拶する人が全員世界遺産の話し。
オリンピックが決まれば、挨拶する人が全員オリンピックの話し。
しかも全員が主催者代表のような口ぶり。
同じ内容を、同じ口調で何度も繰り返すって、最も効果の薄い方法ですよね。聞いている方はどんどん意識レベルが下がります。
私が挨拶を依頼された場合は前の人と違うことを話します。同じ内容を言わないといけない場合でも視点を変えます。可能なら私事に絡めて語ります。
「巻き物」の読み上げは致しません。
なんだか、場を盛り上げることより、自分の出番が失敗しないことばかりに意識が行っている人が多くないですかね?
しくじっても良いじゃないですか。
ユネスコの世界遺産を「ユニセフの」って言っても意味は通じますよ、実際。
私はいつも「自分はしくじって丁度良い」位に思っています。
同じ事ばかりは、盛り下がりますから。
追伸、
すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。
すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。
ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。
どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。
投稿〆切は9月末日です。
既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.004日連続更新を達成しました。