レシピご提案コーナー

 「ちんや」精肉売店に、レシピご提案コーナーを作りました。

 今日の晩のおかずは何にしようかなあ、と考えて、しかしすぐには思いつかず、とりあえず家を出て、「ちんや」に向かい歩きながら考えよう!

⇒でも結局歩いている間には思いつかず、とうとう「ちんや」に着いてしまった、困ったなあ、という奥様は少なくないようです。

 ご提案コーナーが有ると、そういう人は助かりますよね。

 肉屋の売り方としては、今まで「すき焼き用肉」とか「しゃぶしゃぶ用肉」とか「ステーキ用肉」とか、そういう表示をして売ってきましたが、イキナリすき焼きをするわけでもなし、おかずが決まっていない方は、困ってしまうわけです。

 今後は、お困りの方にレシピのご提案をしてみます。まずは「ちんや」の和食調理長・吉田裕一が考えました。

 その第一弾のレシピですが、

  「和牛モモ肉とキノコの治部煮風」

*キノコと肉をあわせて、秋を満喫!の一品です。

 材料:牛肉あみ焼用モモ肉・・・150g 

   えのき茸・・・2分の1束  

   椎茸・・・2ヶ

   舞茸・・・2分の1パック  

   エリンギ・・・2分の1パック

   長ネギ・・・2分の1本

  (材料は2〜3人前です。)

 調味料:①=ちんや割下・・200ccと、かつおだし汁・・200ccをあわせる

     片栗粉・・・少々   

     山葵・・・少々

 作り方:②=椎茸・エリンギはスライスし長ネギはせんぎりにしておく。

        えのき茸・舞茸は食べやすい大きさにほぐす。

    ③=牛肉は食べやすい大きさに切り片栗粉をまぶしておく。

    お鍋に①を入れ、火をつけ沸騰する手前で②を入れ、

    再度煮立ってきたら③を入れお肉に火が入ったら火を止め

    山葵を入れて完成。

  *①を1〜2割程度、煮つめて作れば丼ぶりにしてもOKです。

 金沢の治部煮と言えば、冬のものと思いますが、秋にも悪くありませんから、お試しを。 

 将来的には「ちんや」が肉を卸し売りしている先のシェフのレシピとか、一般の方からのご投稿とかも掲示したりしようと思っています。

 ご採用いただければ嬉しいです。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

  「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

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Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM  Comments (0)