米トレサビ法、湯川村の米
10/1より、米トレサビ法が施行されました。
以前このブログに牛トレサビ法のことを書きましたので、トレサビとは何なのか、おわかりの、読者の方も多いと思います。
今回は、米のトレサビ法なのですが、この法律により
・米の産地などを記した伝票を、3年間保存すること、
・米の産地をお客様に伝達すること
が義務づけられます。
でも、実は「産地」の表示は「国産」だけでも良いのです。
はあ、それだけ?と思った方が多いでしょうね。でも法律上はそれだけでもOKです。この法律は、例の事故米の食用米転用事件を契機に、悪質な業者を規制することねらっているわけで、皆さんが知りたい、詳しい産地名や、米の品種まで表示する義務はありません。
なんだかなあ、と思うのは、我々も同じですので、「ちんや」は法律よりくわしく、市町村名または地方名と品種名を表示する予定です。
10月の第1週くらいには、新米が入ります。まだ入荷していないので、予定の話しですが、
福島県湯川村産のコシヒカリと新潟県長岡市産のコシヒカリを「塚原米店」のご主人が独自の目利きでブレンドしたお米を使う予定です。(10月中旬より)
湯川村は、村のホームページで、
「コシヒカリをはじめとした湯川村の米は、日本一の食味を有しており、ぜひ一度ご賞味ください。また、米の反あたりの収穫量は県内一を誇っています。」と豪語しています。実際、旨いです、なかなか。
湯川村産のユメゴコチという品種も期待できるそうで、将来的には使うかもしれません。
是非、ご賞味下さい。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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*牛トレサビ法については、このブログの4/27号をご覧下さい。