明治節

今日は明治天皇の誕生日です。日本を近代化へ導いた方の遺徳を偲ぶ日ですね。

天皇の功績は広く知られていますが、今日は天皇が身の周りの、新旧のものに、どう接していたかを調べてみましょう。

全体としては、日本の残すべき文化は残し、外国の取り入れるべき文化は取り入れるという傾向だったようです。

まず、牛肉を召し上がりました。1872年(明治5年)に初めて召し上がりました。洋食やワインも召し上がりました。

髪は西洋風に断髪にしました。「散髪脱刀令」が出された後の1873年(明治6年)のことでした。宮中の服装が西洋化するのも認めました。

当時の最新の技術であったレコードをよく聴かれたようです。ただし聞いたのは、唱歌や詩吟、琵琶など。

一方で、新技術の中で大嫌いなものもありました。

それは写真。

大の写真嫌いで自分の写真を撮らせなかったので、天皇が写った写真はとても少ないです。

万事保守的でもなく、あたらしもの好きでもなかったところが良かったのかなと思われます。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.267本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)