最初のホテル

11月20日は「ホテルの日」だそうです。

そんな日があったのか、何故今日なのか、と思ったら、明治23年(1890年)に帝国ホテルが開業した日だからだとか。

他のホテルの人は祝ってるんでしょうか・・・

最初の西洋式ホテルは帝国ホテルではありません。

「築地ホテル館」が明治元年(1868年)に開業していて、そちらが日本人が設立した、最初の西洋式ホテルです。

江戸幕府が築地に外国人居留地を設置するのに伴い、諸外国に対して建設を約束しましたが、開業は幕府が倒れてから、明治維新後のことでした。

設計はアメリカ人ブリッジェンス。

施工は清水建設の創業者・清水喜助が請け負いましたが、喜助は工期を急がせ、わずか1年で完成させたと言いますから驚きます。

この建物は東京に出現した、最初の洋風建築の一つで、実に堂々たるものです。文明開化のシンボルとして、市中の大きな話題を集めたようです。

外国人の評判も悪くなかったようなのですが、明治5年の大火で焼失し、再建されることはありませんでした。残念ですね。

そのホテルを描いた錦絵を「ちんや」が収蔵していて、ネットでも、こちらからご覧になれますので、後でゆっくり観て下さい。

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かりんとう

うーむ、すき焼きに関わって56年になりますが、それは初耳でした。

かりんとうを、すき焼きに入れるとおいしい。お麩の代わりになり、黒糖の甘みと良質な米油が溶け出してコク深い味を楽しめる」

という件です。

「東京カリント」さんの創立70周年公式ツイッターで公開されています。

たしかに、かりんとうも麩も、グルテンを熱で固めたものであり、大きな違いは味付けです。

すき焼きに通常入れる麩は、原料を焼いた「焼き麩」ですが、「仙台麩」などの「揚げ麩」も存在していて、「揚げ麩」なら、かりんとうにかなり近い物ではあります。

ただし「揚げ麩」を使うのは、どちらかと言うと、中華料理ですけどね。

その他にも、かりんとうをハンバーグ作りのつなぎに使うことも推奨されています。

うーむ。

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メスティン

飯盒のことを今時はメスティンと呼ぶとは、私はアウトドアに疎いので存じませんでした。

最近は「ゆるキャン」がブームだそうで、漫画『ゆるキャン△』にすき焼きのシーンがあるので、それをマネる人がいるようです。

それも、室内でメスティンや携帯コンロで、すき焼きするとは。

そんな動画がYouTubeで流れてきました。

視ていると、メスティンに牛脂を敷き、葱を入れ、その上に肉を載せるまでは「ちんや」式。

しかし、

その上にエノキ、しいたけ、豆腐を載せ、その上に市販の「タレ」をかけます。

そしてそして、メスティンの蓋をしてしまいました。後はぐつぐつ。たしかにキャンプ風ですね。

わりと旨そうな肉でしたが、こんなに煮込んでしまってはなあ、

とかなり悲しくなりました。

家では、やはり普通の鍋でやりませんか・・・

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展望室

都庁に用事がありましたので、ついでに展望してみました。

素晴らしい快晴の日だったからです。

富士山がくっきりと見えました。

都庁に二つある展望室のうち、南展望室のみが8日から再開したそうです。

展望室内の喫茶店は今だ休業中でした。

都庁サイドはコロナを警戒して、入場制限する構えで、案内係・保安要員の人を多数配置していましたが、訪れる人は、そう多くもなくて、すぐに登れました。

富士山は、一望しただけで気分が騰がりますね。さすが日本一の山。

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さかなの日

FBを見ていたら、魚業界の知人が「さかなの日」トライアル・サイトを推していました。

「さかなの日」はもちろん魚食応援ムーブメントの一環で、来年度からの「さかなの日」本始動に向けて、今年は「トライアル」として、いくつかのイベントが、11月8日から企画されているそうです。

・日本と台湾、日本とイタリアをそれぞれオンラインでつないで魚料理を一緒に作る料理教室とか、

・家庭で作れるスペシャルな干物づくりなど。

日本の、国民一人当たりの魚消費量は、かつて世界一でしたが、平成23(2011)年には6位にまで後退したそうで、それで、こういう企画がなされているとか。

うーん、そんなに肉を食べているかなあ。

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永久追放

すき焼きの具材で一つだけ永久追放するとしたら・・・

という議論?を、ある日ネットでやっていました。一応観てみますか、ね。

・椎茸だよな

・これは椎茸でよい

・白滝

・春菊

・豆腐

・春菊とか絶対要らん、白菜も芯は要らん

・椎茸というかキノコ類はこの世から消して良いとする

・春菊消すやつアホすぎだろ。椎茸とか不味くするだけだから

・豆腐

・椎茸やな。これ入ってるだけで台無しや

・糸蒟蒻やろ

・春菊

・しらたき、糸こんにゃく

椎茸を嫌う人に関西弁が多いような。

最近の春菊は、個性の薄い方へとどんどん品種改良されているので、存在感が薄まっているかもです。

シラタキは、お通じには必要なんですけどねえ。評価されていないのか。

この3種の存在感を高めるのが今後の課題のようです。こういう、言いたい放題の場所もたまには観ておこうとは思っています。

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すき焼き風二題

モスバーガーさんが、

「とびきり とろったま スキヤキ仕立て」

を発売しました。「期間限定販売」だそうな。

すき焼きの代表的具材である牛肉・玉ねぎ・長ねぎを入れ、味付けは割下風。半熟たまごをトッピングしています。

と、聞いて食して、

ん?

普通のハンバーグも入っているのね。そして、そちらの方が量が多いような・・・

すき焼きがブームとは思いませんが、「すき焼き風」がブームだなあとは思います。様々なファーストフード店が昨今すき焼きを取り入れています。

「モス」だけでなく「スシロー」もすき焼きを。

テイクアウト専用発売だという「すき焼き海鮮しゃり弁」は、

「SIO」の鳥羽シェフ監修。

すき焼き味の肉の他に、ほたて・サーモン・いくら・かずのこ・エビ・卵も入っていますね。

すき焼き弁当には、普通の白いごはんではなく、すし飯があう、という理論に基づいているそうです。(今月15日予約開始で提供は12月15日から)

甘辛いすき焼きの酸味を合わせることは、私もヨーグルト卵で実行済みですが、酢飯に合わせるとは勉強になりました。

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学ラン

慶應高校時代の私の学ランが、祖父の箪笥を整理していたら、出てきました。

着てみると、首のフックが苦しいですな。

首のフックをきっちり閉める子は、当時全体の半数くらいだったでしょうか。イケてる塾高生は、学ランの下に洒落た色シャツを着て、フックを開けて中を見せびらかすのがお約束でした。

その学ラン、卒業後どこに行っていたのか不明で探しておりましたが、祖父の箪笥までは未捜索でした。

祖父は、1982年に亡くなるまで店の上に住んでいたのですが、亡くなった当時徹底的な遺品の整理をしなかったので、今日まで色々なものが残っていました。

学ランは、そこで発見したものの一点でした。

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2ショット写真

祖父の箪笥を整理していたら、祖父と銀行の支店長さんの、2ショット写真が出てきました。

祖父は、1982年に亡くなるまで店の上に住んでいたのですが、亡くなった当時徹底的な遺品の整理をしなかったので、今日まで色々なものが残っていました。

それを今整理しているのですが、私の小学生の時の通知簿や、猫のマミ子さんの写真集など面白い物が出てきています。

で、祖父と支店長の2ショット写真ですが、

正月4日に撮影されたものと聞きます。

当時は、その日に銀行側が写真館のカメラマンを支店に呼んでいるのが普通で、年始挨拶に訪れた顧客と記念写真を撮っていたようです。そしてさらに写真館で立派に製本されて後日顧客の会社に届けられました。

今回見つけたのは、そういう写真の一枚で、昭和50年頃に撮られたもののようです。

日本が成長していた頃ですねえ。

今では考えられません。

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すき焼き川柳

11月11日は、例年ですと「すき焼き川柳コンクール」の入選発表の日ですが、今年は募集期間中に、「ちんや」自体が休業してしまいましたので、誠に恐縮なことながら、発表がかないません。

誠に申し訳ございません。

そんな中でも応募して下さった方がおいででしたので、以下に掲載させていただきます。(応募順)皆様、ご応募誠にありがとうございました。

死ぬ前に スマホをこわして すき焼き食べて(ティフライさん)

ワクチンより すき焼き食べて コロナ対策(いまわかめさん)

さし光る ステイホームに ちんやの肉(ウラノアツシさん)

すき焼きが 大好きだった 母偲ぶ(アツコさん)

あさくさに こころにしみる すきやきや(春菊さん)

しもふりと サムライブルー しふくのとき(たくるさん)

脂身の かおり焼き立つ 鉄の鍋(ちんや特製ハンバーグっ子さん)

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