最近毎週土曜日にBSテレビで「寅さんシリーズ」をやっているので視ていましたら、懐かしい浅草の場面がありました。寅さんが浅草六区の一角でテキ屋の営業をする場面なのですが、その前に浅草全体を俯瞰する映像が流れました。
その回はシリーズ第23作「翔んでる寅次郎」。
「マドンナ」が桃井かおりさん、恋敵が布施明さんで、1979年の作品なのですが、俯瞰の場面で浅草寺の向こうに産業貿易センターが大きく写っていました。
おや、産業貿易センターって、79年にもう出来ていたんだっけ?
と思って調べようとして、ネットで面白い記事をみつけました。
東京都立産業貿易センター台東館の公式ページに、「浅草と共に歩んで半世紀」と題して台東館の設立ヒストリーが連載されているのです。「秘話をまじえて」連載するとか。
8月19日にその①が公開されていますが、
「戦国の覇者、徳川家康が江戸幕府を開くはるか以前から、武蔵の国の浅草は、浅草台地(微高台)に築かれた浅草寺を中心に賑わいを見せていたようです。」
「浅草寺は『浅草寺縁起』等にみえる伝承によると628年の推古天皇36年に、2人の漁師の網にかかった聖観音像を地元の名士、土師中知(はじの なかとも)が自宅で本尊として祀ったのが始まりといわれています。この聖観音像は、2寸(約6㎝)にも満たない白黄色の像であるといわれていて、実物は、歴代ご住職も見たことがない秘仏中の秘仏。今も本堂の奥の厨子の中で神秘のベールに包まれて安置されています。すべての願いを叶えてくださるお寺として多くの参拝客を集め、現在では国内外から例年約3,000万人が訪れています。」
そ、そこまで遡らなくても・・・
①に「秘話」は無いような・・・
次回掲載は9月10日の予定で、「台東館の建設前の様子をお伝えします」と書いてありますので、楽しみにしましょう。
あ、「秘話」は未だでも開館した年は分かりました。
1969年に「東京都立産業会館台東館」という名称で開館、当時は日本最大の展示会場だったそうです。
私は1965年生まれで今年55歳ですが、同世代だったのですね。老朽化が心配です(笑)
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.847目の投稿でした。引き続きご愛読を。