横顔

コロナ問題は全く改善していないように見えますが、政界は賑やかなようです。

総裁選、派閥談合、閣僚人事、そして新閣僚の横顔レポ-トと、懐かしい昭和の光景ですねえ。

でも今回は「懐かしい」とは思わず、しっかり批判する方もいたようです。それは、

香港の民主活動家「アグネス・チョウ」こと周庭さん。日本語を操る、大の親日家としても知られていますが、

「日本のテレビを見てよく思うんだけど、『好物はトンカツ』『バスケ大好き』『元東大ボクシング部』などの情報は、本当に必要ですか? 過去の言論やスタンスの方が重要じゃないですか」

と疑問を呈したそうです。仰せの通り。

『好物はトンカツ』というのは政治家サイドが流している情報でしょう。不要どころか、イメージ創りの臭いがすると私は思っています。

「好物」として挙げられているのは、安価で、国民の大多数が嫌わない料理に限られますよね。カレー、ラーメン、牛丼など。

「パクチーのサラダが好き」

「A5の肉は食べず、A4だけを食べる」

などと言ったら、「変わっている人」と思われかねないので、「横顔」では、そういう話しは出ません。

例外としては地元枠。地元の食材を挙げる人もいます。宇都宮市選出であればギョーザとか。

つまり、閣僚の「好物」は、多くの人の好物を最初から挙げていますから、情報としての意味はないです。

その政治家に興味や親しみを持つきっかけになると言う人もいるようですが、私には良く分かりません。日本人の大多数がカレー好きですので、カレーが好きな人に親しみを感じるなら、日本人の相当数を好きになる必要があります。もし、

すき焼きの溶き卵にカレーを入れるのが好き!

という政治家が登場したら、私は強烈な親しみを感じますから、選挙運動手伝いますけどね、率先して(笑)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.860目の投稿でした。引き続きご愛読を。

Filed under: ぼやき部屋,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)