2020年9月4日
餃子文化
B級グルメを起爆剤にした「町興し」「村興し」に私はまったく関心を持ってきませんでした。だから餃子の消費額一位の座を巡って、宇都宮市と浜松市が激しく争っていると聞いても無関心でした。
そして、その二市をおさえて宮崎市が最近(2020年上半期)トップに立ったと聞いても、当然の無関心のはず、が、
事情を聞いたら、そうも言えませんでした。
コロナ下で宇都宮市・浜松市の消費額が落ち、宮崎市が大きく額を伸ばしたので、順位が変わったのですが、宮崎が伸びた理由は、餃子を家で食べているから、でした。
宇都宮市・浜松市では餃子を食べるために外食しますが、宮崎では「丸岡」さんという販売店で買って、自分の家で焼いて食べるのです。その「丸岡」さんが業績を大きく伸ばしたことが宮崎市を押し上げました。
つまりは外食・内食の比率の変化だったのですね。トホホです。
「ちんや」でも似たことは起こりました。いつもなら座敷に上がって下さる方が、売店で肉を買われたり、通販で買われたり。
外食忌避がまだまだ続くと思われますが、宇都宮・浜松は外食から販売へのシフトを進めるのでしょうか。そうなったら、餃子外食文化の観点でますますトホホです。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.842目の投稿でした。引き続きご愛読を。
Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)