2019年9月10日
第四十回
第四十回記念「 台東薪能」を拝見しました。
「台東薪能」の主役は地元の能楽師・坂(ばん)真太郎さん。坂さんとは、台東区アートアドバイザーの仕事で10年ほどご一緒しています。
坂さんの御父上が「台東薪能」をスタートさせて、今回が四十回目。素晴らしいことですが、天候だけはあいにくでした。好天であれば会場は浅草寺境内の予定でしたが、雨模様になってしまったので、浅草公会堂へと変更となりました。
「台東薪能」では、地元鳶職の木遣りに先導されて、火が運ばれるのが他にはない特色で、屋外ならが当然本物の火を使いますが、公会堂の中で、そうは行きませんでした。
演目は『敦盛』『石橋』など、節目の回にふさわしく、古典的でシリアスなもの。格調たかく、堪能させていただきました。ありがとうございました。
Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:00 AM Comments (0)