納豆にカレー
テレビの散歩番組を視ていたら、「インデラカレー」で知られる「ナイル商会」さんが出ていました。
「インデラカレー」は、インド料理店の草分けである銀座「ナイルレストラン」の初代オーナーと共同で、約65年前に誕生させたという、大変有名なカレー粉の缶詰ですね。
視ていますと、「ナイル」の社長さん、タレントさんを応接間に招き入れて、なんと、
納豆にカレーをかけて下さい!
と強引に勧めていました。
すき焼きの卵にカレーを入れている私としては、聞き捨てなりません。
タレントさん、しばし渋っていましたが、やがて食して、
あ、うん、意外と行けるかも!
実は、私はこれを試したことがあり、まあまあ、と思っておりましたが、これを機会に本格的に相性を調べてみようと思いました。
よし、調べるぞ!と思い、手始めにヤフーでググってみると、
おお、すぐ答えがみつかってしまいました。ちょっと拍子ぬけ。
旧知の「味博士」が既に、カレーと納豆の相性を調べて公表していたのです。
「味博士」と私で行った、すき焼きと日本酒の実験のことは、弊ブログの2014年11月20日号に書きましたので、それをお読みいただくことにして、今回はカレーと納豆です。
博士が開発した「味覚センサーレオ」で両者を計測し、味覚チャートを重ね合わせてみますと、
・味は全く似ていないが、どちらも旨味と塩味が強いという共通点がある
これを、食品同士が「お互いの味の特性を引き立たせているか」という観点でポイントをつけると、
88.3ポイントすなわち「普通以上、おいしい以下」
美味しいと喜んで食べる人いても不思議ではないものの、納豆のねばり、におい、見た目が苦手な人が、「これなら是非!」と思うほどのレベルには行っていない模様です。
うーん、そうですか。
今度、弊社のカレー卵も「味博士」に測定してもらおうかな。
ちなみに「ちんや」は「ナイルレストラン」のナイルさんとも御縁がありまして、くわしくは、こちらです。
追伸、夏季の「ちんや」の、臨時営業のご案内です。下記の日は火曜ですが、営業いたします。どうぞご利用下さいませ。
8月14日(火曜、お盆)
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.078日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。